大型自動二輪の免許取得方法【実技編!コツなどまとめ】

みなさんこんにちは
前回に引き続き大型二輪免許についてご紹介いたします。

今回は、大型二輪免許の実技について、詳しくご紹介いたします。
必ず気をつけなければならないところ、意識した方が良いこと、コツをご紹介いたしますので、是非ご覧ください。

普通二輪免許の教習内容

実際の技能教習の説明にしたいと思います。
普通二輪の教習は一段階9時限、二段階8時限、計17時限の教習になります。
(合宿免許の場合は普通二輪に乗車することはなく、いきなり大型を乗るそうです。)

マニュアル車のバイクに乗ったことがない方は、最初の一段階目が一番大変だと思います。
半クラやリヤブレーキは慣れないと最初は戸惑うことが多いと思います。

原付免許を持っている方であれば50ccのミッションバイクを運転しておくと非常に楽です。
私の場合は普段カブを運転していたのですが、クラッチはロータリーなのでまったく違うのと、ウィンカーが逆なので最初は結構間違えました。汗

途中、シュミレーション、ビックスクーター乗車、みきわめ検定、があります。
この中で第一段階みきわめ、第二段階みきわめがあり、教官の判断になるのですが、次のステップへいっても問題のないレベルに到達していれば、次の教習、もしくは卒検を受けることになります。問題がある場合は追加補習を言い渡されます。

追加補習を言い渡される場合は、例えば低速時に何度もエンストしたり転倒したり、一本橋で脱輪しまくるとか、スラロームでパイロンに当てまくるとか、それぐらいのレベルなので、普通に受講していれば、少々のミスがあっても、だいたいは問題なく次のステップへ進めるのではないかと思います。

最終的に卒検を合格すれば卒業証書を貰えます。
その卒業証書を持って免許センターへ行き、めでたく免許取得となります。
この卒検が不合格になると追加補習を1時限受講した後、再度、卒検をうけることになります。

卒検受かればすべてよし!

教習中、自信のない技能も出てくるとは思いますが、最終的に卒検を合格していればすべてよし!です。(あくまで免許取得に関してはです。実際の公道で走る話ではありません。)
バイクを運転するテクニックはいろいろありますが、教習所が受講者に教える使命は公道に出たら事故を起こさせないことです。
ですので、事故が起きそうな運転はその時点で一発アウトになります。
卒検では減点方式になります。どれがどれくらいの減点になるかは一般公開されていません。

これらを踏まえて、ここからは卒検を合格するためのポイントをいくつかピックアップしていきますね。

教習中習った基本技能を完璧にこなす。

一番簡単にこなせる技能は確実にこなして点数を稼ぎます。
例えば、よく話に出る一本橋やスラロームのタイムですが、タイムをクリアしてなくても他が完璧だったら合格できます。自分の感覚では他も完璧でなくとも無難にこなせば合格できると思っています。

では、ここでいう基本技能を挙げておきます。
確実に点数を稼げること(厳密には減点を免れやすい)、卒検時に即中止になること、大きく減点になること(おそらく20点減点)、を挙げていきたいと思います。

車の取り扱い

転倒した車体をおこしたり、センタースタンドを立てたり、バイクをとりまわすようなことは卒検には含まれません。

乗車~発進

  1. フロントブレーキをかけ、車体を起こし、右足でサイドスタンドをもどす。
  2. 後方、周囲の安全確認を確かめ、すばやくシートにまたがる。
  3. 後輪ブレーキをかける。
  4. 左右のミラーを調整する。(触るだけでもOK)
  5. クラッチを握ってエンジンキーをONにする。
  6. ニュートラルに入れる、もしくはニュートラルを確認する。
  7. エンジンをかける。
  8. 右後方の安全を確認してから右合図を出す。
  9. 足つきを右足に変えて1速(ローギア)に入れる。
  10. 足つきを左足に変えて、再度、右後方の安全を確認する。
  11. 半クラッチで発進

停止~降車

  1. 左合図で左に寄せ停車
  2. 合図を止め、ニュートラルにする。
  3. エンジンを止める。
  4. 右手のフロントブレーキをかけながら右後方の安全を確認する。
  5. すばやく降りる。
  6. 右足でサイドスタンドを立てる。
  7. ハンドルを左に目いっぱい切る。

その他、原則

  1. 発進、停止時は左足で車体をささえる。
  2. リアブレーキを放すときはフロントブレーキをかける。
  3. フロントブレーキを放すときはリアブレーキをかける。

右左折、進路変更など、ミラー確認後は後方目視を原則とする。

これら一連の動作をスムーズに行う必要があります。すべて減点対象です。

おそらく乗車、降車時は順番を間違っても減点対象となる可能性があるので、順番もしっかり体で覚えましょう。
安全確認を何度もするのは減点にならないと思います。安全確認をしてから時間をあけて発進するのは危険なので減点になると思います。

また、原則「発進、停止時は左足」なのですが、停止時にニュートラルへ戻したり、発進時に1速へ入れるときは右足でつくしかないので、それは減点対象にならないと思います。

合図を出すタイミング

基本は進路変更3秒前、右左折する30m手前で合図を出します。
これって正確に計れるわけないですよね?汗
直進道路が短い場所もありますし、頭の中でこれを完璧に計算して合図を出すのは不可能です。ある程度でいいかと私は思います。一番いいのは教官に聞くこと!
「これぐらいのタイミングで合図だしても問題ないですか?」
と聞くのが一番確実だと思います。というか問題があった場合は指摘してくれます。
実際、採点するのも、そこで教えている教官ですので、一番最良なタイミングをアドバイスしてくれるはずです。

優先道路

教習所によっては違うかもしれませんが、私が通ったところでは、卒検時は昼休みの時間で他の車が走っていない時でしたので、特別気にすることはなかったです。教習所によっては他の車が走っている時にやるところもあるのかな?もしそういう教習所にあたってしまった場合は、しっかり教官に聞いて頭にたたきこんでおく必要があります。優先道路は結構複雑な場所もあるので、気を付けたほうがいいです。

ここまではちゃんと頭にたたきこんで気を付けて走っていれば誰でもできることですね。

即中止または大きく減点(おそらく20点減点)になることは絶対に避ける!

停止線オーバー

卒検時、以下をやってしまった場合は即中止です。
①赤、黄信号で停止線前に完全に止まれる状況であったにもかかわらず停止線を出た場合
②一時停止や踏切で停止線を出た場合
③急制動のラインオーバー

交差点進入時に黄信号になって、そのまま行けたにもかかわらず、止まってしまった場合は、すみやかに停止線前まで下がれば減点なし、そのまま行ってしまった場合は大きく減点されるそうです。

また、見通しの悪い場所では一旦停止した後、左右の確認→ちょっと出て停止して、左右確認としなければならない場所があります。これもやらなければ減点の対象になるので注意が必要です。

急制動のラインオーバーも大きく減点される対象になります。
急制動については後程テクニック編で詳しく書きます。

転倒

卒検中、転倒したら、その時点で中止です。転倒=事故だからですね。
後に書くテクニック編で一本橋、スラローム、波状路(大型二輪のみ)などで一番起こりやすいです。脱輪→転倒、エンスト→転倒、障害物にひっかけて転倒などなど。それ以外ではクランクなど低速時にバランスを崩して転倒したりです。卒検中は絶対、転倒しない心構えが必要です。

接触

教習所の障害物といったらパイロンと縁石ぐらいでしょうか?接触を起こすのはほとんどパイロンです。スラローム、S字、クランクでの接触がほとんどです。小さく接触すると大きく減点。倒してしまうとその時点で中止です。転倒同様、絶対接触しないという心構えが必要です。私はスラロームで1回パイロンにあててしまい注意されたことがあります。タイムを気にしすぎて最短を行き過ぎた結果です。それからクランクの超低速時にもあたりやすいので、注意が必要です。

エンスト

エンスト1回だと小さく減点のようですが、検定中4回エンストすると即中止のようです。でも、これだけエンストする未熟さだと、みきわめの時点で追加補修になるような気がします。

脱輪

脱輪する場所といったら一本橋しかないです。脱輪した時点で即中止です。
一本橋についてはテクニック編で詳しく書きますが、タイムより絶対脱輪しない心構えが必要です。

ふらつき

ふらつきは「左右に車幅のおおむね2分の1以上の幅でS字状になったとき」は大きく減点されるらしいのですが、これも、卒検行くまでに追加補修になってしまう気がします。ふらつきやすい場所はクランクのような低速時だと思いますが、これだけふらつくとパイロンにあたってしまいます。卒検でこんな人は見かけなかったので、みきわめをクリアしていたら卒検では、ありえないことのように感じます。

スピード

スピードは場所によって指定された速度で走行する必要があります。この速度を5キロオーバーすると大きく減点されるようです。
あくまで自分がやった感覚では通常時は30キロ程度で走行、徐行時は10キロまで、速度を上げる場所では40キロ~50キロ。速度を上げる場面は直進の長いところと急制動になりますが、普通二輪と大型二輪では指定速度が違いました。100%スピードメーターを見ながら運転することは不可能なので、スピードメーターをチラッと見ながら確認する必要があります。私は急制動で速度不足を何度も指摘されたので、意識して練習して身に着けました。速度を出してはいけないところと、出さないといけないところがありますので、教習中に練習して身につけましょう。どのタイミングで加速したらいいか、減速したらいいか、自分で判断できないときは、教官に聞きましょう。

逆行

逆行をしてしまうと1m以内なら大きく減点。1m以上だと即中止です。教官の判断で1m以内でも中止になることがあるそうです。逆行をしやすいのは坂道発進です。それから検定中、コースを間違って、焦って道路を逆行したりですかね。冷静になればそんなことにはならないと思いますが??

運転姿勢

私は運転姿勢があまりよくなく、最初の方はだいぶ指摘されました。汗

  1. ニーグリップをしっかりしているか
  2. 通常走行時の足の位置(左足はクラッチの上、右足はリアブレーキの上)
  3. 通常走行時にクラッチやフロントブレーキに指がかかっていないか
  4. ひじが張っていないか

悪いと教習中に指摘されますので、教習中にしっかり直しておきましょう。

基本技能を完璧に覚えたら次はテクニック編です。
多少、話は前後してしまいますが、ここからのテクニックは基本技能で稼いだ点数を上乗せしていくイメージで覚えていくのがいいかと思います。(実際は減点方式です。)

ドライブテクニックで点数を上乗せ

クランク

左右90度に曲がったコースを運転します。
優先道路からクランクに入る時に2速から1速に落としてクランク内はすべて1速、半クラで運転します。ポイントは半クラで運転しつつリアブレーキのみで速度を調整してハンドルだけで曲がります。車体を倒して曲がるとパイロンにあたってしまうほど道が狭いからです。また、低速で走るのでフロントブレーキをかけると車体が上下し、転倒するリスクが高まります。それから優先道路へ出る時、左へ曲がる場合は手前で左合図を出して右を目視で確認してからサッとクランクから出ていきます。

S字

S字は優先道路から入るときに2速まで落として入ります。
外側から入ってコーナーの内側に向かう感じで走行します。視線は下を見すぎず、曲がる方向のやや前方を見ます。

優先道路へ出る時、左へ曲がる場合は手前で左合図を出して右を目視で確認してからサッとS字から出ていきます。S字はクランクほど難しくないので無難にこなせる項目だと思います。

一本橋

私が教習中、一番苦労した項目です。
幅10cmの平均台を8秒以上で渡ります。(大型二輪は10秒以上)
クランクと同じく1速、半クラとリアブレーキのみで速度調整します。

一本橋のコツは平均台に乗るときにやや勢いをつける。平均台に乗ったらリアブレーキで速度を落として時間を稼ぐ。そして平均台の先端を見ること。
人によって感覚が違うかもしれませんが、私の場合は遠くを見過ぎても近すぎてもダメでした。

卒検での注意点はタイムを気にし過ぎないことです。8秒より早くても減点のみで失格にはなりません。しかし、平均台から脱輪してしまったらその時点で検定は途中終了となり不合格となります。

一本橋を成功させる近道はとにかく教えてもらったことを体で覚えることです。
平均台に乗る時の速度、乗ってからどのタイミングでリアブレーキをかけていくか、目線はどのあたりが一番安定するか、それから、低速になり過ぎてバランスを崩した場合は半クラでアクセルをふかし、速度を上げると安定します。ニーグリップもしっかりした方が安定しますが、脱輪しそうでヤバイと思った時はニーグリップを開放して上半身でバランスを取ることも必要だと思います。おそらくニーグリップを開放してしまった場合は減点になってしまいますが、脱輪するよりはるかにマシです。

私の場合、教習中に教官から不安なところはないか聞かれたので、一本橋と答えて練習時間をあててもらい、何度も繰り返し練習しました。しかし、やりすぎもよくない気がしてます。失敗すると失敗癖みたいなのがついて練習中、連続で脱輪してしまったことがあります。卒検直前は成功した時点でやめておいた方がいいかもしれません。

スラローム

ジグザグに並んだパイロンをかわしながらS字を描くように進んでいきます。
タイムは8秒以内(大型は7秒以内)です。
教習所によって違うと思いますが、私が通っていた教習所では一本橋からすぐスラロームだったので平均台から降りたら、すぐ2速に上げる必要がありました。

コツはスキーのようなリズム感です。といってもスキーをやったことがない方は分からないですよね。言葉で伝えるのがとても難しいのですが、まずはコース取りをしっかり考えて最短距離で走れるようにします。前述したように最短距離を意識しすぎるとパイロンにあててしまう可能性があるので、頑張りすぎないことが重要です。

絶対にパイロンにあたらないようにするコース取りを考える場合、まずはひとつめのパイロンに入る前にななめに入っていくことです。それだけでも秒数を稼ぐことができます。

普通二輪のスラロームは8秒以内なので大型二輪に比べると比較的簡単です。
パイロン間でアクセルをあまりふかす必要はないと思います。最初に加速したら後は半クラとブレーキだけでいくという人もいました。教習中に絶対パイロンにあたらない、最短コースを体で覚えましょう。一本橋と同じくタイムオーバーは減点のみです。多少のオーバーは5点ぐらいの減点ですむはずです。

急制動

決められた場所から一気に3速までシフトアップして40km以上(大型は45km以上)加速し、パイロンのある手前でアクセルを戻し減速。パイロンの位置でブレーキをかけて停止線の内側で停止します。路面が濡れている場合はこの停止線がひとつ向こう側になります。ブレーキの比率はフロント7、リア3です。低速時はバランスを取るため、リアブレーキのみですが加速時は停止線で止まるというのが目的なのでロックがかかってすべってしまうリアブレーキの比率がひくく設定されています。ブレーキをかけるタイミングは遅すぎても早すぎても減点の対象になります。フロントブレーキだけだったり、リアブレーキだったりすると、教官はブレーキランプをしっかりチェックしているのでバランスよくブレーキをかけましょう。7:3は正確に計れないので感覚的に覚える必要があります。

坂道発進

上り坂で一旦停止してから、1速半クラで発進します。半クラで普段の発進よりアクセルをふかすのがコツです。ここでエンストして逆行してしまうと大きく減点されます。

1m以上逆行すると中止らしいのですが、そこまで逆行すると転倒すると思います。
もちろん転倒しても即中止です。エンスト1回なら軽い減点ですむので、エンストしてしまったら即ブレーキをかける心の準備が必要だと思います。上り坂を超えたら二速に入れて進みます。

大型二輪免許の、普通二輪と違うところ

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大型二輪の教習は第一段階5時限、第二段階7時限の計12時限の教習となります。

普通二輪同様「シュミレーション、ビックスクーター、みきわめ」がありますが、ほとんど普通二輪と同じ内容です。なので普通二輪免許取得後(合宿の場合は17時限終了後)は、だいぶ技能が身についているはずです。

普通二輪と大型二輪の教習内容で一番違うのは波状路だけになります。それ以外はタイムが違ったり、スピードを出す速度指定が違うぐらいです。卒検で走るコースもよく似ています。なので、教習も「覚えるより慣れろ」というような教え方になっていくはずです。私の場合は、教官から「ちょっと前に普通二輪の教習を終了している生徒」という見られ方をされていたので、細かい指導はあまりなく、比較的、自由に走らされる時間が多かったように思います。もともと普通二輪を持っていた方や大型二輪教習中でも時間があいてしまった方などは教え方が違っていたのではないかと思います。もし、私と同じ立場で大型二輪を目指す方は、普通二輪を取得したら、できるだけ早めに大型二輪の教習を受講されることをお勧めします。

それでは普通二輪と違うポイントをピックアップして解説していこうと思います。

波状路

もっとも普通二輪と違う内容は波状路となります。幅70cm全長9.5mの梯子を横たわしたようなところをスタンディングで5秒以上かけて走ります。

波状路で即中止になる項目は以下の通りです。

  • エンスト
  • 脱輪
  • 足をついてしまう
  • 転倒

波状路以外でのエンスト1回は軽い減点ですむのですが、この波状路内だけはエンストしたら即アウトです。何故かというと路面が不安定なところでエンストすると転倒しやすいからです。というか絶対転倒すると思います。足つきも同じです。通常道路より格段に足つきが悪くなってしまうので転倒につながります。私の感覚ではあまり難しいと感じたことはなかったのですが、タイムを気にしすぎて頑張りすぎると意外と落とし穴になります。一緒に教習を受けた生徒さんで、「絶対、卒検は大丈夫」と太鼓判を押されていた若い生徒さんが、ここで頑張りすぎて転倒してしまい、不合格となっていました。一緒に教習を受けた人だったのですが、私より、はるかにうまい方でした。簡単だからと言って油断は禁物です。

一本橋のタイム(10秒以上)

普通二輪と同じ平均台を10秒以上で渡ります。コツは普通二輪の時より早めにリアブレーキをかけてタイムを稼ぐようにしてバランスを崩しそうになったらアクセルをふかして、やや速度を上げます。時には低速でハンドルを左右小刻みにするとタイムを稼げたりします。それ以外のテクニックは普通二輪とほぼ同じ内容になります。普通二輪の8秒以上はあまりタイムを意識しなくても意外とクリアできてしまいますが、10秒以上となると結構タイムを意識しないとクリアできません。しかし前述したように脱輪したら即アウトなので頑張りすぎないことが重要です。教官の方も久しぶりにやってみたら9秒台だったと仰ってましたので、それぐらい10秒は難しいです。練習中は10秒を目指す、本番はタイムを気にしない、という感じでいいと思います。卒検は3人でやったのですが、全員タイムはクリアできてませんでしたが、全員合格しました。

スラロームのタイム(7秒以内)

これも走る内容は普通二輪とほぼ同じですが、タイムは7秒以内と設定されていますので、一本橋同様、普通二輪の時よりタイムを意識しないとクリアできません。パイロン間は半クラでアクセルをふかしつつ加速します。私が通った教習所では一本橋の平均台を降りたらすぐスラロームだったので、普通二輪の場合はすぐ2速に入れていました。ところが、大型二輪の場合はそれだと加速が不足してタイムをクリアできませんでした。平均台から降りたら1速のまま加速してパイロンに差し掛かったところで2足に上げるとタイムに近づきました。こちらも卒検時は全員タイムはクリアできず、7秒以上かかってしまいましたが、全員無事合格しました。普通二輪の時より、ちょっとテクニックを駆使してがんばる、という程度でいいかなって気がします。8秒以上かかっても合格した人がいたそうです。でもそういう人はほんとに他が完璧だったのではないかと思います。せめて8秒はクリアしておきたいですね。

速度(急制動など)

長い直進道路や急制動では45km以上出さなくてはいけません。(普通二輪は40km以上)これはひとえに恐怖心との闘いだと思います。実際自分のバイクで公道に出れば45kmなんて大した速度に感じなくなってきますが、初心者にとっては結構なスピードに感じます。直進道路でスピードを出さなくてはいけない理由は実際の公道でスピードが遅すぎると車にあおられたり、幅寄せされたり、後ろから追突されるリスクもあり、結構危険な目に合うからだと思います。これは何度も経験してスピードに慣れていくしかないです。急制動では速度が超えているのを確認してからパイロン直前でアクセルを戻して惰力で走りながらパイロンにきたところでブレーキをかけます。このタイミングが早すぎても遅すぎても指摘され、減点の対象になると思います。速度を落とすタイミングが早すぎるとエンブレがかかってしまい、止まりやすくなりますが、それだと急制動のテストになりません。遅すぎると停止線を越えてしまうリスクが高まります。自分ではいいのか悪いのか判断がし辛いので、教官に見てもらって問題ないか指導してもらいましょう。

いざ卒業検定試験へ!

ここまで、いろいろと解説してきましたが、結局最終的には本番でうまく走れるかどうかにかかってくると思います。主観的な考え方になってしまいますが、本番で自分の技能を100%引き出すにはどうしたらいいかを以下に書いていきたいと思います。

検定コースを完璧に覚える

本番で自分の力を100%出し切るためには、これが一番ではないかと思っています。技能を完璧にできていても緊張のあまり、本番で頭が真っ白になって失敗するケースはコースを完璧に覚えてないということが原因かなと感じます。でも、頭で考えなくても体が勝手に動いてしまうぐらいコースを覚えてたら、本番で失敗するリスクがだいぶ軽減されます。

実は検定コースは直前に教えられますので、前もって完璧に覚えるということはできません。しかしながら言い渡されるコースはみきわめで走ったコースとほぼ同じです。なのでみきわめのコースを完璧に覚えておく必要があります。

私が経験した卒検で走るコースはこのAかBコースの8の字がないもので、最初のコーナーからすぐ右折してS字、もしくはクランクになっていくコースでした。

8の字がないのと最初の部分がちょっと違うだけで、それ以外はまったくみきわめのコースと同じです。検定コースを言い渡されたときに、すぐみきわめのAコースなのかBコースなのかを判断して卒検コースにあてはめていきます。

実際の検定では慣らし走行があってそのコースも言い渡されますが、それは間違っても減点の対象にはなりません。この慣らし走行で気持ちを落ち着かせましょう。

私のコースの覚え方はひたすら頭の中でシュミレーションをしました。自宅で寝る前に目を閉じて、みきわめコースを思い浮かべ手でなぞりながら覚えます。寝る30分前が一番記憶力が定着するのでお勧めです。

で、頭の中で覚えたら実際に教習の時に走行しながら復習します。それでも私は結構間違えました。汗 教習中、教官にアドバイスをもらったのが、「景色で覚えない」ということでした。この場所に来たら右折とかいう風に覚えてしまうと同じコース内で同じ場所を通過する時があるので前のコースと間違って走ってしまうことがあるからですね。

対策は一時停止や信号で次やることを準備しておくことです。だいたい4分割ぐらいにして次やることを走行中シュミレーションしながら走ります。そうすればほとんど間違えることがなくなりました。

まとめ

前にも書きましたが、技能に関しては完璧にこなすことより無難にこなすことを優先するのが吉です。

教官の中で、まず大丈夫だろうと噂されていた方が波状路でエンスト、転倒して中止になった方がいました。
実際、一緒に教習しましたが、明らかに私よりもドライブテクニックは上でした。

ようは卒検に合格するかどうかはテクニックではなく、いかに無難にこなしていくかで、本番で集中力がいかに発揮できるかがカギだと思います。
そのためにはスポーツ選手がよく口にする「準備」が大切です。

しっかり準備して望めば、おのずと本番ではリラックスできるものです。自信過剰はよくないですが、ある程度の自信は最良のリラックス法だと思います。

Good Bike Life !