オーストラリア

アボリジニの聖地、オーストラリアのエアーズロック登山条件!

オーストラリア エアーズロック 登山

何度かご紹介している、オーストラリアのエアーズロック体験記ですが、今回は登山の許可条件をお伝えします!

 

エアーズロックの登山口が開かれるには、いくつかの条件をクリアする必要があり、一つでも当てはまる場合は登山ができません。

入り口付近の看板に書かれていて、登山の許可状況は、当日に看板で確認するまでわかりません。

条件というのは、主に当日の天候に関わるものが多く、下記の通り。

 

①最高気温が36度以上

②強風(風速25ノット以上)が吹いている

③降雨もしくは岩肌が濡れている

④3時間以内に雨や雷が予報される

⑤頂上付近が雲に覆われている

 

原住民(アボリジニ)の宗教儀式などがあるときも登山はできません。

許可状況は厳しく、登山ができる確率は高くないようです。

 

オーストラリア エアーズロック 登山

登山を目指した当日は午前8時に登山口が開かれるとのことで、8時にそのあたりに着けるよう出発。

近づくにつれ岩肌にうごめく何かが見えてきます。

登山口が開かれ、登り始めている人の姿でした。

 

オーストラリア エアーズロック 登山

全長は約1.6キロ。

最初の500メートルが最も傾斜がきつい部分で、平均傾斜は約30度あります。

早い人だと1時間かからずに山頂までたどり着けるとのこと。

登り始めの50メートルはチェーンなどがなく自分の力だけで登ります。

振り向くと恐怖心がこみあげてきます。

ここで諦める人も多いそうです。

 

「関門」を突破すると補助のチェーンが用意されている箇所があり、安全のためにも掴まりながら登っていきます。

というのも落ちたら引っかかるものがなにもない一枚岩。

ふもとまで真っ逆さまには絶対になりたくないので、とにかく慎重に、一歩ずつ足元を確かめるように登ります。

白線が引かれ、進む道がわかるようになっています。

 

オーストラリア 登山 エアーズロック

当日はほぼ無風で晴天。

山頂から見る景色は登ってきた苦労をすっかり忘れるほどの絶景です。

目の前に広がる360度の地平線。

遠くにマウントオルガ(岩群)が見えます。

 

オーストラリア 登山 エアーズロック

大きな方位版があり、登り切ったことが実感できます。

登山道は一本道なので下りも登りと同じルートです。

滑らないようにスピードを抑えようとすると登りとは違った負担がかかります。

それでも登る苦労の比ではなく、これから登る人たちにエールを送る余裕がありました。

 

今回、コンディションに恵まれたこともありエアーズロックを登ることができました。

しかし、アボリジニの聖地であり文化的背景を考えると「登らない」という選択肢を選ぶ人も増えているそうです。

滑落事故もゼロではないので、登ろうと決めた場合はとにかく安全第一に、ごみなどで汚すことなく登山を楽しんでほしいです!

オーストラリアのクリスマス島でダイビング、ジンベイザメに会おう!

オーストラリア クリスマス島 ジンベイザメ

インド洋にあるオーストラリアのクリスマス島のもう一つの楽しみは、ジンベイザメに会えることです。

ダイビングスポットとして知られているクリスマス島は、美しい海に囲まれています。

そんな海のみどころは、サンゴの美しさ、固有種、マンタ、イルカなどたくさんあります。

オーストラリア クリスマス島 ダイビング

 

特におすすめしたいのは、11月から4月にかけての雨季に現われる大物、ジンベイザメです。

大物なので「絶対見られる」という保証はありませんが、かなりの確率で遭遇できるのは、ダイバーにとってうれしい限り。

 

なぜ、この時期にジンベイザメが現れるのかというと、前回紹介した大量に産卵されたアカガニの幼生を狙っているからなのです。

スキューバダイビングを楽しむ傍ら、ジンベイザメに出会うべく洋上へサーチに繰り出します。

大物を求めて目を凝らしますが、ボートキャプテンがいち早く波の合間にジンベイザメの影を発見。

観察眼には驚かされました。

 

オーストラリア クリスマス島 ジンベイザメ

ジンベイザメとの遊び方はスキンダイビングが基本。

ジンベイザメを見つけたとキャプテンから合図がでたら、マスク、シュノーケル、フィンを準備します。

その間、ゆっくりとボートがジンベイザメに近づいていきます。

ある程度の距離まで近づいたら、一人ずつ音を立てないようにそっと海に入ります。

とにかくジンベイザメを驚かせてはダメです。

静かにジンベイザメを囲むようにして近づくと、ジンベイザメはその中をくるくると回って私たちと遊んでくれるのです。

それから触るのは絶対NGです。

といっても、当たり前ですがジンベイザメはサメ肌なのでうっかり触ってしまったら、こちらがけがをしてしまいますので要注意です。

 

「ゆっくり」「静かに」「そっと」などいっても実際にジンベイザメを見つけてしまうと歓声を出してしまったり、慌てて海に入ろうとして大きな音を立ててしまったりと、ジンベイザメが気持ちよく泳ぐ環境をつくることはなかなかできません。

それでも何度か見つけては逃げられてを繰り返すうちに、ゆっくり遊ぶためのこつを徐々につかんできた私たち。

ジンベイザメを見つけても慌てることなく静かに近づきその姿を海中で堪能できました。

 

世界中のいろいろなダイビングスポットでジンベイザメを見ていますが、今回出会ったクリスマス島のジンベイザメは、どれも4~5メートルの小さな個体が多かったです。

10メートル超える個体と遭遇している話を聞いていたので少し残念な気持ちもありましたが、「絶対」じゃないことが海の魅力。

今回出会えたジンベイザメたちも、もっと大きくなって世界中の海でダイバーたちを楽しませてくれるのかなと思うと夢が膨らみます。

南半球オーストラリア真逆の季節をご紹介!【シドニーの四季】

シドニー 気候 春

〜ちょっと不思議な南半球〜

オーストラリア大陸は南半球に位置しているので、北半球とは季節が真逆です。

初めてオーストラリアを訪れた時は私自身も、あまりピンと来ませんでした。

5月にシドニーで以前にワーキングホリデーをスタートさせた時は、

5月:少し肌寒いのと道端の枯葉を見て、日本では春だったけど、オーストラリアでは秋なんだと実感。

8月:どんどん寒くなり、寒さのピークを迎える。ビビッドシドニー初体験。美しいプロジェクトマッピングを満喫。

10月:小春日和の過ごしやすい時期。日本庭園では桜が満開。紫の桜(ジャカランダ)の存在を知る。

12月:どんどん暑くなり、夏真っ盛り!夏のクリスマスを始めて体験。シドニーのライフスタイルを思う存分満喫。

 

このように、オーストラリアの正反対の気候に、カルチャーショック、いえ、Climate Shock (気候ショック)を受けました。

でも、これだけの期間南半球に住んでいると、季節の移り変わりはカレンダーの月毎ではなく、地球が太陽の周りを少しだけ傾いて回っているからなんだなと言う事を、毎年肌で実感しています。

 

さて、そしてシドニーの気候ですが、オーストラリア大陸は、その名の通りとても広大な為、地域によって気候が違います。

その中でもシドニーはオーストラリアの南東に位置していて、四季がはっきりとした、温帯気候にあたります。

日本も温帯気候なのですが、細かく言うと温帯湿潤気候なので、夏は特に湿度が高いですよね。

その点シドニーは夏でも空気が比較的カラッとしていて乾燥しており、その影響で朝晩は冷え込みます。

年間を通して雨は少なめです。

 

☆ Sydneyの気候と服装

シドニーは1日に四季があるとよく言われている通り、太陽が照るととても暑く、急に雨が降ってきたり、突風が吹いて寒くなったりします。

なので、天気予報を常に確認する事がとても重要です。

下記はあくまでも平均的気温・気候ですので、ご了承ください。

 

春:9月〜11月

シドニー 気候 春

9月、昼間太陽が出ている時間帯の気温は20度前後で小春日和も多いですが、朝晩は11度前後とまだ冬並みに寒いです。

長袖に羽織を持ち歩く服装が最適かと思います。

10月に入るとDay Light Savingと言って時計を1時間進めるので、仕事を午後5時ごろ終えて帰るとすると、実際はまだ午後4時なので、仕事後もプライベートの時間を楽しむ事ができます。

所々で花が咲き始め、ボタニックガーデンや道端で色とりどりの美しい景色が楽しめます。

中でも11月に入るとジャカランダ(上写真)と言う紫色の花を咲かせる木が、シドニーのあらゆる所で見る事ができます。

 

夏:12月〜2月

シドニー 気候 夏

この時期の楽しみといえば、夏のクリスマスです。

QVB(Queen Victoria Building)と言うショッピングモールの中心には毎年スワロフスキーをあしらった巨大ツリーが出現します。

また、Pitt street モールにあるThe Strand Arcade 内(上写真)では毎年少しずつ違ったクリスマスの飾り付けを見る事ができます。

 

この時期に入ると昼間はとても暑く30度前後、時には40度前後の酷暑日もあります。

日差しが強力なので日焼け止めとサングラスが欠かせません。

熱中症にならないように水分補給も大切です。

折りたためる帽子もあると便利です。

ただ日が落ちると18度前後と急に冷え込むので、羽織りが必要です。

カーデガンやスカーフ、軽いジャケットなどコンパクトでさっと身につけられる物が良いと思います。

昼間と朝晩の気温は15〜20度程差がある事も稀ではありません。夕立も多いので、折り畳み傘を常備しておくと良いです。

 

秋:3月〜5月

シドニー 気候 秋

この時期になると、紅葉が始まります。

シドニーの紅葉は葉っぱのサイズが日本よりもだいぶ大きく、地面にたくさん落ちているのをサクサク踏んで歩く事が出来ます。

気温は25度前後と和らぎ、朝晩は18度前後と夏とあまり変わらない為、気温差が縮まり比較的穏やかに過ごせます。

夏日もまだ見られるので、半袖にジャケットなど脱ぎ着できる服装が最適です。

 

冬:6月〜8月

シドニー 気候 冬

昼間の気温は17度前後、朝晩は8度前後とシドニーにしては冷え込みます。

稀に0度やマイナスになることもありますが、シドニー周辺での雪は、未だに見たことがありません。

厚手のジャケットやコートなどがあれば十分快適に過ごせます。

太陽が照ると少し暑い事もあるので、脱ぎ着できる服装を心がけたいです。

 

この時期の催し物で世界的に有名なのは、Vivid Sydneyと言う光の祭典です。

プロジェクトマッピングで建物やオペラハウスに映し出される美しい映像はプロアーティストの手で毎年この日の為に作成されています。

映像には毎回ストーリーがあるので、立ち止まって観る人達でシドニーの街が賑わいます。

 

さて、いかがだったでしょうか。

旅行では体調管理がとても大切です。

体調を崩す事なく、楽しい時間が過ごせるように、シドニーを訪れる際には是非参考にして見てください。

オーストラリアのクリスマス島でアカガニに逢おう!【ナショナルパーク】

「クリスマス島」と名の付く島が世界に二つあります。

そのうちの一つ、オーストラリア領のクリスマス島をご存じでしょうか?

オーストラリア クリスマス島 ナショナルパーク

オーストラリアの西、どちらかというとインドネシアに近いところにあるクリスマス島はインド洋上に浮かぶ小さな島で、アカガニとジンベイザメで知られています。

今回はアカガニの不思議な大移動について紹介します。

 

このアカガニは名前の通り、茹でていなのに真っ赤な見た目が特徴です。

オーストラリア クリスマス島 アカガニ

クリスマス島の固有種と言われていて、大きさは10センチ前後。

普段は山で生活していて産卵を迎える10月から12月ごろの満潮のときに一斉に山から海へと大移動してきます。

その様子は圧巻で、そこら中すべてがアカガニ!アカガニ!アカガニ!、初めて見たときは一面真っ赤でこれが全部カニと言われてもピンとこないほど埋め尽くされていました。

大移動のピーク時には一部の道路は通行止めになるほどです。

どんな種にとってもお産は命がけ。

人家や道路なんてアカガニにとってはお構いなしですよね。

 

オーストラリア クリスマス島 ナショナルパーク

クリスマス島は、面積の半分以上がナショナルパークで熱帯雨林がうっそうと生い茂っています。

アカガニの他にもヤシガニや青いカニ、鳥や虫もいっぱいいます。

アカガニは夜行性ではないようですが、日中、岩陰や土の中で暮らしていて、散策中はあまり目にすることはできませんでした。

住民も自然保護には大変熱心です。

 

「アカガニは大切に保護されていて、むやみな扱いは厳禁、食べるなんてもってのほかです。」という話をガイドから聞きましたが、実はアカガニは毒があるようで、食べるとちょっと舌がしびれるそうです。

つまり、おいしくないから乱獲されず大量に繁殖できているのですね。

満潮時でないときは道路ではちらほらと見かける程度ですが、無視して踏みつけることはせず、運転手以外の人が車を降りて手分けしてほうきなどで道の端まで移動させていました。

私たちゲストももちろんお手伝いしました。

 

アカガニの産卵を見るために、満潮に合わせて夜中にホテルから海岸へ移動します。

すでに道路はアカガニに埋め尽くされ、踏まないように歩くのが難しいほど。

ライトで足下をしっかり照らして進みます。

海岸ではおなかにいっぱい卵を持ったアカガニが上手に波に乗って産卵していきます。

バンザイのような格好で体をフルフルと前後に降って卵を放出する感じ。

よく見ていると、ときにはうまく波に乗れず、産卵をやり直すアカガニがいるのもかわいいです。

 

人の姿はほとんどなく、周囲は波の音だけで非常に静か。

その中でアカガニの懸命な産卵は、言葉がないほどに美しい光景でした。

じっとその場に立ち尽くしていると足の甲がちょっとだけくすぐったい。

そう、アカガニが私の足の上を通って必死に波打ち際に向かっていました。

そんなアカガニは産卵を無事終えるとその場で息絶えることなく、10キロとも言われる道のりをまた山へ向かって戻っていくのでした。

 

皆さんも是非アカガニに逢いにクリスマス島へ!

オーストラリアのエアーズロックツアーの待ち時間でラクダ牧場へ行こう!

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

オーストラリアのエアーズロックツアーの話が続いていますが、ツアーまでの待ち時間でおススメなのがラクダ牧場!

ガイドさんにおすすめを教えてもらい、ラクダ牧場に行ってみることにしました。

 

ホテルのあるエアーズロックリゾート地区は1周30分程度の小さな集落で各ホテルをシャトルバスが定期周回しています。

バスのドライバーに「ラクダ牧場に行きたい」と伝えると、このルートから外れて連れて行ってくれます。

私たちは荷物を置いたらすぐ、バスに乗ってラクダ牧場を目指しました。

 

ケアンズの温暖な気候から乾いたエリアに来たので風が冷たく感じます。

上着や羽織れるものを用意しておくのがおすすめです。

 

オーストラリアは何度か訪れているのですが、ラクダのイメージは皆無でした。

ガイドさんにそのことを聞いてみると、オーストラリアにはもともとラクダはいないそうです。

かつて植民地だったオーストラリアに入ってきた人たちが使役のため、ラクダを連れてきたそうです。

そのうちラクダに代わる機械などの発達でラクダの需要がなくなり、野生化してしまったそう。

ラクダ牧場はこのラクダを捕まえて観光資源としたのが始まりとのことでした。

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

 

牧場の入り口わきにラクダが何頭もいます。

早速近づいて、写真を撮ろうとするとラクダたちのほうからカメラに入ってきてくれる愛嬌の良さ!

一気にラクダが大好きになりました。

餌を手から直接食べてくれるなど人懐っこくかわいいです。

オーストラリア エアーズロック ラクダ牧場

牧場では、体験試乗もできますし、ラクダの背に揺られてエアーズロックの麓を巡るツアーもあります。

牧場内にはエミューやカンガルー、ヒツジ、ウサギなどの小動物も飼われていて子供たちに人気です。

 

エアーズロックツアーと一緒にラクダ牧場にも是非立ち寄ってみて下さい!

ケアンズからの世界遺産キュランダ観光がお勧め!【キュランダ鉄道&スカイレール】

ケアンズ キュランダ 観光

ケアンズから北西25Kmにあるキュランダは、「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」で、1988年に世界遺産に登録された世界最古と言われる熱帯雨林です。

その山奥にある美しい村キュランダは、高原にあり涼しく、ケアンズから日帰りが十分可能なスポットです。

キュランダ高原鉄道で崖沿いを密林に向かって登って行き、帰りは、ケアンズ郊外からロープウエー「スカイレール」を使えば、熱帯雨林やサンゴ礁の海の眺める約1時間30分の空中散歩を楽しめます。

これは、空中から、もう一つのケアンズの世界遺産、世界最大級のサンゴ礁地帯グレート・バリア・リーフを見下ろすことが出来ます。

凄いですよ、正しく絶景!

 

スカイレールには、途中駅もあり、そこでも散策を楽しむことができます。

ちょっとした散策路が作ってあり、誰でも楽しめます。

キュランダ村は、密林の中にある小さな町?集落?

でも、綺麗です。

観光バズの絵が、キュランダ鉄道でした。

ケアンズ キュランダ 観光

蝶の館があったり、オウムや鳥が沢山いる館があったりして楽しめます。

美味しいソフトクリーム屋さんも。

 

意外に、可愛いお土産も沢山売っていました。

何かの木の実で作ったような動物のお土産を見つけました!

オーストラリア キュランダ観光 お土産

手作りガラスのカエルとかも、とても個性的でした。

 

とにかく、高温多湿、密林の気候ですから、雨の支度は必須です。

雨でも楽しむ覚悟で!

ケアンズ空港から、結構、日本語ガイドのツアーが出ていますので、事前に調べて申し込んでおくと安心です。

私達は、残念ながらキュランダ高原鉄道が雨で崩壊してしまっていたので、予定変更になり、ワンボックスで運ばれてしまいました。

残念!

 

確かにこの鉄道、よく運休しているみたいです。

崖沿いですからねえ・・・脆弱なのかもしれません。

キュランダ駅には行ってみましたが、とても可愛い駅でした。

乗らなくても、駅だけ行ってみるのもありだと思います。

 

密林は、自然の花々も、沢山咲いていてとても綺麗です。

森の中、自然の中にいることを正しく実感しつつ散策できる所です。

だからと言って、未開だとか不潔だとは全く無いので安心してください。

花を見たり、小さなお店を一つ一つ見て歩いたり、癒やされつつも退屈しない所でした。

 

ケアンズの町は、ホテルもお店も沢山あり、都会的観光地というイメージです。

私は、日系ホテルに泊まったので、料理も口に合って美味しかったです。

やはり、星の数よりも、日系ホテルと言うことが肝要なのだなあと実感しました。

日本語スタッフも、勿論常駐していました。

勿論、コアラも歓迎してくれます!

 

是非、オーストラリアのケアンズやキュランダ観光、楽しんでください!

続編オーストラリアのエアーズロックへ行くなら事前準備を!【乾燥&防寒対策】

オーストラリア エアーズロック 登山口

オーストラリアの中央にあるウルルは、単一の岩として世界最大級です。

ウルルという呼び名は、先住民族のアボリジニが付けたもの。

「エアーズロック」という通称の方がなじみがあるかもしれません。

1987年には、ユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録されています。

このエアーズロックに登頂にチャレンジし、雄大な自然からパワーをもらいました。

前回の記事に引き続き、もう少し詳しくエアーズロックのご紹介をいたします!

 

オーストラリア エアーズロック 登山口

なぜ、今エアーズロックに? というのは、2019年10月26日に登山道の閉鎖が政府関係者らによる協議会で決まったからです。

「いつかは」という気持ちが、登山禁止になるなら「今でしょ」に変わり、意気込んで乗り込みました。

「登山できれば目的達成」と思っていましたが、エアーズロックの魅力は登山だけではありません。

まず、その大きさに圧倒されます。

東京タワーより高いそうです。

 

オーストラリア エアーズロック 夕日

それから色、エアーズロックは全体的に赤色に見えます。

これはエアーズロックの砂岩は鉄分を多く含んでいるため、太陽の当たり方で色が変わって見えます。

サンセットやサンライズで刻々と表情が変わっていくのは非常に神秘的。

 

周辺にはエアーズロックが見渡せる展望台がいくつも用意されていて砂漠の中にそびえる「先住民族・アボリジニの聖地」の存在感に感動しました。

周辺の奇岩群等も散策コースが整備されていて、楽しむことができます。

ホテルが密集しているエリアは、シャトルバスが定期的に運航しています。

食事は各ホテルのレストランやショッピングモール内のレストランを利用できます。

晩ご飯を食べた後に暗い夜道を歩かずに滞在するホテルに戻れるのは助かりました。

もちろん、日中は歩いて回ることもできます。

 

エアーズロックは、オーストラリアのほぼ中央、ノーザン テリトリー(NT)にあります。

奇岩のそびえるマウント・オルが(カタ・ジュタ)を含めて、ウルル-カタ・ジュダ国立公園を形成しています。

日本からは、ケアンズやシドニーを経由して、エアーズロックまで行くのが一般的です。

 

オーストラリアは南半球なので、日本とは季節が逆になります。

エアーズロックがあるノーザンテリトリーは砂漠気候。

とにかく日中は日差しが強い。

サングラスと帽子、日焼け止めは欠かせません。

乾燥も激しく、水分補給が非常に重要になります。

昼間は半袖Tシャツと短パンで過ごせますが、日が沈むと一気に冷え込みますから、防寒対策も大切だと思います。

 

私はカーディガンとダウンジャケット、手袋、ストール、コーデュロイのパンツを持っていきました。

使い捨てカイロもあると助かります。

それから登山やトレッキングをする方は、履きなれた運動靴も必要です。

砂がつきますので白色は避けた方が無難です。

靴底は滑らないように溝の深いものがおすすめです。

 

準備万端でエアーズロックに乗り込んでください!!!

オーストラリアのエアーズロックを目指すなら、特急ラピート号&乾燥対策をチェック!

オーストラリア エアーズロック 夕日

新幹線で関西空港からオーストラリアを目指す場合、特急はるかで新大阪から関西空港を目指すのが一般的です。

私も以前はそうしていましたが、今回は特急はるかが、まさかの運休!

しかも、それを知ったのは、新大阪に着く直前でした。

関空を目指す乗客の皆さんは、軽くパニックとなり、乗務員や、窓口での払い戻しでおおわらわ・・・

私は払い戻しは急がないし、列に並べば時間の浪費になると思い、暇そうな駅員さんを見つけて、特急はるか以外で関空に行く方法を聞き出しました。

 

ありました!

 

私鉄南海電鉄が、なんば駅から、特急ラピートを出していました。

当惑した団体の中をダッシュで抜け出し、なんば駅から特急ラピート号に乗ることができて、無事(なんとか)カンタス航空の飛行機に乗れた次第です。

この特急ラピート号は、全席指定で、スタイリッシュで、早い!

特急はるかがずっとダサく感じるような素敵な電車でびっくりしました。

皆さんも、一度、特急ラピートに乗車されてみたら如何ですか?

 

カンタス航空の飛行機は、オーストラリア人の体格の合わせているのか、日本の航空機よりシートが広いように思いました。(エコノミーでも)

まあ・・・CAさん達も、たいそう立派な体格に方ばかりでしたが。

しかも、搭乗手続きがギリギリになってしまったからか?エコノミーシートの筈が、無料でビジネスシートにランクアップされました。

勿論、夫と並び席で。

海外旅行のビジネスシートの差額って凄いですよね?

案外、ギリギリの搭乗手続きって、穴場かもしれません。

席だけのグレードアップかなと思ったら食事等のサービスも全てでした。

リッチに7時間半の飛行機の旅を楽しむことになりました。

 

ケアンズでは、エアーズロック行きの飛行機に乗り換えました。

なんとも可愛い小型の飛行機でした。

勿論、地面から階段で機内へ。

英語不如意な私達夫婦が無事に海外で乗り換えに成功するか不安だったのですが、意外と大丈夫でした。

乗っていると、段々景色が変わり、エアーズロックが近づくと、窓からの景色は、濃いオレンジ一色になりました。

オレンジ色の砂漠が広がっているような感じです。

 

オーストラリア エアーズロック 景色

勿論、ウルルこと、エアーズロックも濃いオレンジ色でした。

遠い異国に来たことを実感する景色を見ている内に、エアーズロック空港に到着したのでした。

 

ちなみに、エアーズロックと、オルガの夕日はこんな感じです。

オーストラリア エアーズロック 夕日

私達が行ったのは三月でしたが、とにかく皆さんに強く警告しておきたいのは、「乾燥対策」です。

エアーズロック地方の乾燥を甘く見てはいけません。

そして、脱水状態は、じわじわと体を蝕みます。

皆さん、喉が渇かなくても、どんどん頑張って水分摂取をしてくださいね。

 

はい、私が、脱水で死にかかったからです、、、

 

朝には、手がしびれていて、それでも朝食は普通に食べることができました。

なんとなく不調だと思い、夫だけ出掛けて、一人で部屋で寝ていて、目が覚めたら、両手両足、顔全体、舌までしびれていました。

這うようにしてフロントに行き、病院受診を頼んだら、予約制だと。

救急では、応急処置しかしないし、とても高額になるとも。

結局、脱水だろうと言われ、またフラフラとスーパーに行き、スポーツドリンクを死にものぐるいで飲みまくって、しばらくしたら症状が消失しました。

 

実は、エアーズロックで、凄く酷い鼻炎が発症していて、それで脱水が進んだのもあるようでした。

現地日本人に訊くと、エアーズロック特有のアレルゲンが存在するそうです。

手持ちの薬は飲み尽くし、薬の入手にも苦労しました。

鼻炎持ちの人は、念のために、アレルギーの薬も多めに持参されることをお勧めします!