モロッコ

モロッコ世界遺産の街マラケシュ&エッサウィラへ!【フナ広場&アルガンツリー】

モロッコ エッサウィラ 世界遺産の街

モロッコの続編です。

世界遺産にも登録されているマラケシュ。

その中でもここフナ広場の風景は有名です。

 

モロッコ マラケシュ フナ広場

ここではいろんな屋台が出ておりエスカルゴも食べられます。

大道芸人がいるなど人がたくさん集まっていてとても賑やかな場所です。

 

そして日が暮れるとフナ広場はとてもキレイにライトアップされます。

この日は金曜日だったので、モロッコでも華金だったのでしょうか。

それとも毎日こんなに賑わっているのでしょうか。

とにかく昼間よりすごい人で埋め尽くされていました。

 

この中を歩いていると、知らないほろ酔いモロッコ人に声をかけられ「そんなの関係ねぇ!」「ラブ注入♡」など日本のちょっと古いギャグをひたすら高速で披露してくれました。

とっても陽気な酔っ払いでした。

そんな現地の人との関わりもとても楽しかったです!

 

モロッコ マラケシュ 夜景

フナ広場を上から見るには、フナ広場に面したカフェの2階に上がることが必須です。

ぜひともミントティーを買って2階に上がってください。

ミントティーとは名前の通りミントが入った紅茶。

私はミントの歯磨き粉っぽい味が苦手なのですが、そんな私がハマりました!

ウェルカムドリンクとしてレストランやホテルなどでも出てきたりするので、モロッコに行ったら飲むことも多いと思いますが、クセになります!

ミントティーは砂糖を入れて甘くして飲むのが特にオススメです。

スーパーでティーバッグでも買えるので、お土産としてもいいと思いますよ!

 

次に紹介したいのは、一見の価値ありのおもしろスポット!

モロッコ アンガンツリー ヤギ

ここはエッサウィラという次に紹介する街に移動する途中にあるスポットです。

モロッコではヤギは木から産まれるわけではありません。

アルガンツリーにヤギがただ乗っているのです。

アルガンツリーとはまさにアルガンオイルの元となる実がなる木。

この木はトゲが多く、昔は機械もなく人が実を取るのは危険だったため、木に登るのが好きなヤギが実を食べ排泄物として落ちる種を人間が拾い、アルガンオイルが作られていたそうです。

 

ここは完全に観光客用のスポット。

ちゃんとヤギ用の足場が作られており足をプルプルさせながらヤギが立たされています。

私たちはこのシュールな光景に終始大爆笑でした(笑)

ちなみに写真を撮っているとちゃっかりお金を取られます。商売上手ですね!

 

そして、ここから移動しエッサウィラへ。

エッサウィラは芸術の街。

そして海に面しており、リゾート地としても人気で欧米人も多くいました。

また、旧市街は世界遺産にも登録されています。

 

モロッコ エッサウィラ 世界遺産

これはスパイスでしょうか。

売り方ですらとてもおしゃれです!

 

モロッコ エッサウィラ シーフード

海に面しているのでおいしいシーフードが食べられます。

この旅では珍しくタジン料理じゃないものを食べました!

 

モロッコ エッサウィラ 世界遺産の街

とてものんびりした雰囲気のエッサウィラ。

ここも扉や窓のデザインがいちいちかわいくてオシャレで、フォトジェニックな風景が広がっていました。

 

いかがでしたか?

魅力たっぷりのモロッコ。

ぜひみなさんも味わってみてください!

モロッコの青い街シャウエンは写真スポット満載!【リヤド&タジン鍋&バブーシュ】

モロッコ シャウエン 青い街

北アフリカにある国モロッコ。

モロッコはヨーロッパや中東、アフリカの雰囲気を持ち合わせており、魅力が詰まっています。

見どころが点在しているので、10日間で北海道から九州まで縦断できるぐらいの距離を車で移動しました。

車での長距離移動が苦手な方もいると思いますが、どの地も雰囲気が全く違いとっても魅力的です。

移動中もちょこちょこ見どころがあり、退屈しませんでした。

そんなモロッコの魅力を2回に分けて紹介します!

 

モロッコ シャウエン 青い街

青い街、シャウエン。

テレビやCMで見たことのある人もいると思います。

最近流行りのフォトジェニックな写真撮り放題です。

家の壁はもちろん、タクシーも青。

そしてドアや窓などデザインがとてもオシャレで、とにかくかわいい!

ここに住む人たちにとってはとても迷惑だとは思いますが、写真を撮りまくりました。

 

なぜ青い街ができたのかは諸説あるそうですが、モロッコの夏はとても暑いため、とある住民が自分の家の壁を青くして視覚的に涼しくしようとしたことから始まり、それを見た周りの人たちがオシャレでいいじゃない!と真似をして結局街全体が青くなったそうです。

おもしろいですよね!

 

モロッコ シャウエン 猫

モロッコには猫がたくさんいます。

中でもシャウエンは特に多いそうです。

売り物の絨毯の上にも猫がいました。

 

モロッコ シャウエン バブーシュ

青い壁にかかっているカラフルなバブーシュ。

これもフォトジェニックですよね、ついつい欲しくなっちゃいます。

冷静に考えると日本で普段履く機会はなさそうですが、部屋履きにはいいかも知れないですね!

ちなみに私は皮のお店で普段履けるように茶色のバブーシュを買いました。

とてもかわいいのですがラクダとヤギの皮でできているもので、獣臭がすごいです。

足が獣臭くなります。。

このような露店で買うものは大丈夫だと思うので安心してください!

 

モロッコ ホテル リヤド

モロッコに行ったら泊まりたいのが「リヤド」。

使われなくなった旧邸宅をホテルにしたものです。

中はとても豪華で、モロッカンな雰囲気たっぷり!

ウェルカムドリンクとデザートまで出てきました。

部屋にあった手紙を読むと、ハネムーンで来てくれてありがとう的なことが。

女子2人旅だったんですけどね。(笑)

 

モロッコ タジン料理 タジン鍋

そしてモロッコと言えばタジン鍋。

旅中モロッコでの食事はほとんどがタジン料理でした。

モロッコ人からしたらタジン鍋は日常の光景なので、写真を撮りたい時はストップ!と言わないと一瞬で蓋を開けて持っていかれてしまいます。

煮込み料理のようなものが多かったですが、味は薄目。

日本から調味料を持っていく人がいるのも納得です。

モロッコ、メルズーガ砂漠のツアー体験記 第二話

モロッコ メルズーガ砂漠

前回でメルズーガ砂漠ツアー1日目のお話をしました。

今回はその続き、2日目以降のお話を書いていきます。

 

モロッコ メルズーガ砂漠

 

2日目は砂漠にあるキャンプ地で宿泊。

砂漠の入り口で大きな荷物をバスの運転手に預け、1泊分の荷物だけを持って砂漠へ出発!

 

バスで砂の上を走ることはできないので、ジープに乗せられてキャンプ地まで向かったのです…。

が、なんと人が多いからという理由で私たちはジープの屋根の上に載せられることに!!

中を覗いたらどう見ても詰めれば乗れそうだったのに、有無を言わさず屋根の上へ。

 

結局無事だったので今この記事を書けているわけですが、

もし誰か砂の上に落ちていたらどうなるんだろう?

と考えると恐ろしいと思ってしまいます。

 

そんなこんなで怖い思いをしながらも、なんとかキャンプ地へは無事に?到着。

そこでキャンプ地を管理しているらしいラクダ遣いたちに件の「トイレ問題」について聞くことに。

返ってきた答えは….

“Toilet is everywhere!!”

(トイレはどこにでもあるよ!)

 

やっぱりPRA〇Aの(明らかに偽物の)キャップを被ったおじさんの言うことは信用ならなかった…

キャンプ地にはトイレがあるって言ったのに…

それとも砂がトイレにもなるとでも言いたかったのでしょうか。

ゴミ箱も満足にないので、こんな時に携帯おしり洗浄器が役立つと痛感した場面でもありました。

 

砂漠の入り口への帰りのジープで必要以上にぼられるなど、

その後も少し大変なことがありましたが、予想以上に砂漠泊は楽しく終わっていきました。

ラクダ遣いたちが用意してくれたタジン鍋は非常に美味しかったですし、

夕食後彼らが披露してくれたベルベルミュージック?も興味深いものでした。

そして何より、砂漠で見た景色は一生の思い出です。

 

モロッコ メルズーガ砂漠

 

写真ではなかなか伝わりにくいですが、

この景色のためなら今までモロッコ商人たちにつかれてきた嘘も多少は許せるような気がしてきます。

 

しかし本当に大変だったのは、翌朝砂漠の入り口まで戻ってきてからのことです。

私たちは砂漠ツアーが終わると同時にフェズという街へ行くことを計画していたのですが、

旅行会社の人が言うには130~200DH(ディルハム/日本円で約1500円~2500円)あれば足りるとの話でした。

 

大きい荷物を受け取り(実はその到着もかなり遅かった)、フェズへ行く手段を確保しようとしていると、

昨日からジープの屋根に載せてきたり、必要もないのにぼったくったりしてきたあの運転手が、

再び私たちのところへやってきて、フェズに行くのかと聞いてきました。

そうだと答えると運転手は300DHだと言い始めたのですが、

私たちはその時点で想像以上に砂漠ツアー中にぼったくられていたため、

現金で1人200DHしか残っていない状態です。

 

そこで交渉のために「私たちは1人150DHしか持っていない」と伝えると…

なんと怒ってそのまま遠くへ行ってしまったのです!

要は交渉拒否ということ。

 

私たちはなんとか公共のバス等を探してフェズまで向かうとしても、

運転手としては一銭もお金をもらえないのと、

たとえ150DHでももらえるのとどっちがいいのかという話なのですが…

 

我々がどうしようかと話していると、15分か30分くらいして再び運転手が戻ってきました。

今度は何を言い出すかと思えば、「とにかくお金は後でいいからこの車に乗れ」と。

どこからやってきたのかすらよくわからない車と新たな運転手が登場し、無理やり乗せられることに。

 

最終的に交渉に交渉を重ね、ツアー前に言われた値段の最大値である200DHでフェズまでたどりつくことができたのですが、

色々と大変なことがあったなあという思い出が強く残っています。

もちろん、そうはいっても砂漠は絶景でしたし、行って良かったとは思いますが。

 

モロッコ、メルズーガ砂漠のツアー体験記 第一話

ベルベル人の集落、アイトベンハッドゥ

みなさんはモロッコと聞くとどんな言葉を次に思い浮かべるでしょうか。

砂漠?

アフリカ?

アラブ?

最近はインスタ映えで有名な「青の街」とも呼ばれているシャフシャウエンや港町のカサブランカなど、

有名どころの都市名を思い浮かべるかもしれませんね。

大学時代、私は友人複数人と1週間ほどモロッコを旅したことがありました。

カサブランカ、マラケシュ、フェズ、砂漠ツアー、ラバトの順で旅行したのですが、

中でも良くも悪くも2泊3日の砂漠ツアー(メルズーガ砂漠)が一番印象に残ったので、

今回は砂漠ツアーで私が経験したことについて書こと思います。

砂漠ツアー前日。

モロッコ 蛇使い

マラケシュのメディナ(旧市街)の中にある、なんとも怪しい旅行会社…

といってもただ小屋のなかに机と砂漠ツアーを説明するための地図とかが置いてあるような場所で、次の日出発の砂漠ツアーに申し込みをしました。

日本から行くとなるとツアーを日本で申し込んでから行くかもしれませんが

(圧倒的にその方が安全でしっかりしている)

学生でお金のない旅行をしていた私たちは、料金はかなり安いが管理のずさんそうなその旅行会社?に頼ることにしたのです。

明らかに偽物の「PR〇DA」と書かれたキャップを被ったその旅行会社のおじさんは、

3日間に寄る場所、

ツアー料金にはご飯以外のほぼすべてが含まれていること、

2泊目の砂漠のキャンプ地にはきちんとしたトイレがあること(これが後に重要となる)、

砂漠ツアー終了後フェズという都市に行くためには130~200ディルハム(日本円で約1500円~2500円)くらいかかることなどを簡単に説明してくれました。

砂漠ツアー1日目。

砂漠ツアーといっても1日目はメルズーガ砂漠に向かう途中にある観光地巡りのみ。

ベルベル人の集落、アイトベンハッドゥ

アイトベンハッドゥと呼ばれるベルベル人の集落を見たり、

アラビアのロレンスの撮影地となった場所を見たり、

楽しい観光という感じでした。

ただ、1つだけ悔しかったのが、途中のサービスエリアのような場所で必要以上に高いスカーフを買わされたこと。

「スカーフを巻かないと砂漠でラクダに乗れない」

「ここで買わなければもう砂漠までスカーフは買えない」

などと散々嘘をつかれ、

(2日目に寄った売店にもスカーフは売っていた)

「ここには30DH、80DH、120DHのスカーフが売られているが、30DHのものは少し濡れただけで色がついてしまうので買うべきではない」

(モロッコの物価で考えればまだ値切れる値段)

などと中グレード以上のスカーフを押し売り、

挙句の果てには私たちが「30DHのを買わせてくれ」と言うと

「30DHのスカーフはここには置いていない」などと言われ…

結局80DH(約900円)のスカーフを買わされました。

どうやらモロッコ商人は日常的に嘘をつくようです。

日本人にしてみれば安いけれど。

この日の夜は、シャワーなどの設備の整った割とまともなホテルに宿泊することができました。

ここまで長々と書いてしまいましたが、

砂漠ツアーで経験した様々な印象深すぎる経験はまだまだ続きます。

これ以上書いているとあまりにも記事が長くなってしまいそうなので、

別の記事に分けて砂漠ツアー2日目以降の記事を書いていこうと思います。

2日目は待ちに待ったメルズーガ砂漠にあるキャンプ地での宿泊。

あの怪しいおじさんが説明してくれたように、

本当にきちんとしたトイレはあるのか、ないのか?

(と書いている時点で答えを言ってしまっているようなものですが…)

本当に、私たちはその値段でフェズまで行くことができるのか?

(これも書いている時点で一波乱あることがばれてしまいますね)

次回に続きます。