バンコク Giant Ibis

東南アジア諸国の旅行の際、タイからカンボジアへのルートは一般的ですが、

いつも悩ましいのが国境越えですね。

タイのバンコクからアンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップへの移動は

飛行機か、陸路かの選択肢があります。

予算に余裕がある場合は時間と疲労を軽減できる飛行機で、となりますが、

少しでも安く!という人はやはりバスの利用になるでしょう。

今回は私が利用した長距離バスの紹介をします。

 

バンコクからシェムリアップの移動バスは約30ドル前後で複数のバス会社が運営していますが、

私がお勧めするのはGiant Ibis

他社よりバス料金は5ドルほど高めですが、評判がよかったので迷わずこちらにしました。

陸路の国境越えは大変だという噂をあちこちで耳にしていたので。

バンコク Giant Ibis

 

過去の経験からいえることですが、バス旅行に関して言えば

「値段の高さ=快適度の高さ」

という方程式は嘘ではありません。

 

節約の旅も結構ですが、あまりケチりすぎているとストレス度が半端なく旅自体が楽しくなくなってしまいます。

ここは数ドル高くしても快適さの確約を獲るべきでしょう。

ちなみにカンボジアのビザは事前にオンラインで取得しておくほうが現地でのトラブルを回避できるのでオススメです。

 

東南アジアでのバス移動は10回以上経験しましたが、評判通り、

このGiant Ibisのバス移動はその中で1、2位といえるくらい快適でスムーズな旅でした。

 

それはひとえに英語が通じる状況で欧米的なサービスの質をうけたからにほかなりません。

そしてスケジュールはほぼ正確。

ストレスフリー万歳です。^^

 

東南アジアのバスドライバーは英語が片言くらいしか話せない場合がおおく、

しかも「You! XX!!」など軍隊ばりの命令口調で客をどなりつけることでしかコミュニケーションを取る術をしらない人が多いです。

質問しても嘘半分の返答しか戻ってこないですしね。

たぶん、英語の意味がわかってないのでしょう。

相手の言葉がわかれば話は別なんですが、言葉の壁は、ほんっと辛いです。

もうバスに乗ってるとスタッフからは家畜のように扱われるのが東南アジアのスタンダードだと思って良いくらいです。

 

でも、Giant Ibisのスタッフたちは違います。

彼らは普通の乗客として私たちをあつかってくれます。

 

Giant Ibis wifi

バスは清潔でシートはなかなかの快適さ、水と軽食付きで無料Wi-Fiも付いてます。

 

 

Giant Ibis 食事

乗車して間も無くクロワッサンと缶コーヒーのスナックが配られました。

 

 

Giant Ibis 食事2

そして旅の後半は小さなランチセットが配られました。

 

バスはオンラインで事前購入できます。

自社サイトもありますが、英語が苦手という方は、

東南アジア、オンライン予約サイト12Go.Asiaで日本語でもみれます。

手数料がどちらのサイトも1ドルほどかかりますが、

事前に予約をして席を確保していたほうが安全です。

 

バスはバックパッカーの聖地といえるカオサンエリアから朝7:45に出発します。

片道料金は32ドル(3、491円)(2018年1月現在)。

 

タイ カンボジア 国境

国境でバスをおりてスタンプを押してもらって国境を越えたところでまたバスに乗り込んで移動。

バスの終点では、流しのトゥクトゥク(三輪タクシー)が待機していて、

それらを捕まえて宿まで移動するが一般的です。

 

え、宿泊代を節約するための夜間バスはないのか?

うーん、この路線では聞いたことないです。

仮に夜間に出発しても国境につく時間帯は夜中で、

当然国境は閉鎖しているのでバス中で開館待ちになります。

なので朝出発が理にかなっているといえます。