インド 寝台列車 トイレ

海外旅行の際に気になるのが旅先でのトイレ事情ではないでしょうか。

女性なら特に気になると思います。

私は今までいろんな国を旅しましたが、今のところ日本よりキレイなところはありませんでした。。

水回りの清潔感や機能はやはり日本がずば抜けていると思います!

ここは本当に世界に誇れる部分の一つだと思います!

インドの寝台列車のトイレ

インド 寝台列車 トイレ

そんな中、私が一番驚いたのはインドの寝台列車のトイレ。

ちなみに列車内はこんな感じ。

日本でも電車内のトイレはあまりキレイなイメージがないので、できることなら使用したくはありませんでした…。

寝台列車と言っても、乗る前と降りた直後にトイレに行けばなんとか列車内で使用しなくても済むのではと思っていましたが、そこはインドです。

到着時間が大幅に遅れ半日以上かかってしまったため、使用せずにはいられない状況でした。。

 

そして入ってびっくり!

和式トイレのようなスタイルだったので便座汚い問題は大丈夫でしたが、穴は外に繋がっており線路が見える状態でした(笑)

ちなみにこれは2018年の話です。

排泄物は線路に落ちます。

考え様によっては、ずっと溜めてあるわけではないのでキレイなのかもしれませんが。。

 

私の母親曰く、日本でも戦後数年はこのような列車があったようです。

揺れる車内で掴めるキレイな手すりなどもなし。

そばには水が溜めてある桶。

現地人は用を足した後その水で洗うのだと思いますが、日本人の私には到底使うことなどできません。

 

トイレの水桶といえば、インドでは列車内に限らずホテルのバスルームにも置いてありました。

トイレットペーパーがあるホテルでも現地の人は水で洗うんですね。

逆にインド人から言わせれば、用を足した後(大の方。。)水で洗わずに紙で拭いて終わりの日本の風習が信じられないのだとか。

「紙で拭くだけって汚いでしょ。」っていう感じらしいです。

まぁ確かに言われてみればそんな気もしますよね!

文化の違いはおもしろいです。

 

インドだけではなく、桶ではないけどトイレに謎のシャワーのようなものが付いているトイレはいろんな国で見かけます。

お尻を洗うものなのか、用を足した後に流すためのものなのか、トイレを掃除するものなのか。

答えは未だに分かりませんが、触ることもできず使ったことはありません(笑)

 

和式タイプのトイレでは、どちらが前か分からないトイレも多いです。

結局これも答えは分かりませんが、困ることはないのでドア側を後ろにしていつも使用しています。

洋式タイプのトイレではなぜか便座がないトイレがあります。

この国ではそういう様式なのかと思いましたが、便座が付いているところもあり、やはり便座があるのが正解な様子。

 

一説によると売るために盗む人がいるのだとか。。

空気椅子でするか、和式のように使うかしか対処方法はないかと思いますが、

空気椅子はとてもとても辛いです(笑)

かと言って、細い便器に足を乗せるのも滑りそうだし壊しそうだしで怖いし、未だにうまく使うことができません(笑)

結局空気椅子で使いますが、足プルプルです。

 

空港のトイレでも便座がないことがありとても驚きました。

また海外ではトイレットペーパーを流すことができないトイレが多いです。

トイレットペーパーが水に溶けるタイプではないことや、下水のシステムが整っていないためだそうです。

つい習慣で流してしまいがちですが、トイレ内にペーパー用のごみ箱が置いてあるので、きちんとそこに捨てなくてはいけません。

街がキレイなことで有名なシンガポールでさえ、地下鉄の駅のトイレやショッピングモールのトイレはキレイとは言えませんでした。

 

いかがでしたか?

鍵、トイレットペーパー、荷物を置ける台、ウォシュレット、石鹸など日本では当たり前のものがないことがほとんどです。

使い方もその国の文化によって様々。

ですが、文化の違いを感じることができて考え方によってはおもしろいです。

 

ただ、汚いからといって自分も汚く使っていいわけではありません。

自分が汚れないように気を付けつつ、できるだけ正しい方法で清潔に使うことが観光客としてのマナーかなと思います。

私も日本人として恥ずかしくないよう気を付けて今後も旅行したいと思います。

次回はトイレで使える便利グッズを紹介したいと思います。