カナダでサーモン・ランを体験しよう!【アダムズリバー】

カナダ アダムズリバー 鯉

今年も秋の風物詩、紅鮭の川のぼりシーズンがやってきました。

ここ、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州には、「ソッカイ・サーモン」と呼ばれる紅鮭がやってきます。

4年に一度のサイクルで多くの鮭が上がってくる年があると言われ、2018年の今年がその当たり年とのこと。

沢山の鮭が見れるかな、と期待大に、名所であるアダムズリバーにさっそく行ってきました。

 

☆ 整備されたトレイルと鮭見学

カナダ アダムズリバー 鯉

駐車場から川辺へと続くトレイルを歩くこと3分。

多くの人が集まっているその先を覗くと、いました、いました、川を逆上していく紅鮭です。

川面がキラキラ反射して、上手く写真に鮭が映らないので、もうちょっと近づいてみます。

沢山の鮭がいるのが分かりますでしょうか。

カナダ アダムズリバー 鯉

 

この見学用に川沿いに整備されたトレイルは約2kmほど。

浅瀬のところ、流れが急なところ、池のように水が穏やかに停滞しているところが見れます。

浅瀬の場所では鮭が跳ね、身体を傷つけながらも登っていく姿が見れます。

急流では、流れに押し戻されながらも、前に前に進もうとする勇敢な姿が。

そして、深く流れが穏やかな場所では、まるで疲れた鮭が休憩するかのように、ゆったりと過ごしていました。

 

☆ 鮭の生態についてのレクチャー

カナダ アダムズリバー 鯉

川沿いではボランティアの方が鮭の生態についての説明をして下さいました。

彼らは州立公園の職員や地元の漁師さんだそうです。

この鮭たちは太平洋から400㎞離れたここ、アダムズリバー上流に産卵しに帰って来ます。

約4年前に自分が生まれた川です。

鮭は優れた磁場感覚と嗅覚を持ち、自分が生まれた川を覚えているだけでなく、自分が生まれた位置までも正確に知り、そこに産卵をしようと上がってくるそうです。

 

メスの鮭は、2000から5000の卵を産みます。

しかし、無事に孵化して海に旅立ち、またこの川に戻ってくる確率は1000分の一だそうです。

太平洋を生息地とする鮭は、一生のうち約4000㎞を旅すると言われ、そのほとんどは産卵が終わると力尽きて、その一生を終えるのだそうです。

 

展示用に開かれた鮭のお腹には、新鮮なイクラがたっぷり入っていました。

カナダ アダムズリバー 鯉

見ていたら、とてもお腹が空いてきて、「白飯とお醤油を持ってくれば良かったね」と話していたら、係員さんが「広場に行ったら、フードトラックが沢山来てるよ。

中でも、ネイティブ(カナダに古くから住むイヌイット種族)のお店サーモンバーガーがお勧めだよ」と教えてくれました。

これは、行かなくちゃ。

ここアダムズリバー・サーモン・ランは、州立公園の中にあり、鮭の遡上を一般の人が見学できるようにボランティアからなるサーモン・ソサエティにより管理・運営されています。

また、このソサエティは、鮭の研究および自然の生態を守る為の活動もしているそうです。

 

☆ 見学のあとはサーモンを食べよう

トレイルの入り口にある広場には、スナックから軽食が楽しめるフードトラックと、ローカルのアーティストの作品を中心とするギャラリーやお土産屋さん、そして、トイレと休憩所があります。

さっそく私たちもそこでランチをすることにしました。

カナダ アダムズリバー ランチ

左から、サーモンバーガーに、サーモンチャウダーウダー、サーモンプティーンの鮭尽くし。

「プティーン」とはカナダのB級グルメとしてお馴染みの、ポテトフライにグレイビーソース、チーズをかけたものです。

評判通りの美味しさでした。

 

今年の鮭の遡上は、まだまだ始まったばかり。

これからピークを迎え、川が紅鮭で真っ赤に染まる光景を見ることも期待されるそうです。

2018年のアダムズリバー・サーモン・ソサエティが運営するこのイベント開催期間は、9月28日から10月21日まで。

朝8時から午後4時までの運営とのこと。

入場料は車一台につき$5。ツアーバスでの来場者は、一人につき$2となっております。

お近くにお越しの際は、ぜひ、お立ち寄り下さい。