インドという国も世界有数のIT大国と呼ばれるまでの成長を遂げました。

数字の“0”を創った国、インド…。

二進法のインターネットもこの“0”が無かったら、

ひょっとしたら存在していなかったのかもしれませんね。

 

さて、今回はそのインドの旅行記を書きたいと思います!

四半世紀前にもなる話で、まだインドではインターネットが全然普及してなかった時代です。

 

ひと月ほど過ごしたバンコクからのフライトで、

インド西部、ムンバイへの移動中から話ははじまります。

 

インド ムンバイ スラム

ムンバイと言えば、映画スラムドックミリオネアとか、

日本では人気テレビ番組、クレイジージャーニーでもよく取り上げられる場所です。

 

機内放送で突然、エアーインディアの機長から、

平和な日本では考えられないようなアナウンスが耳に飛び込んできました。

 

「現地で暴動が起きています。ご注意ください!」

 

到着は現地時間の夜中です。

 

え~っ!?

 

て思ってもあと30分で到着!

 

眠いし、お腹すいてるし!?

初めてのインドだし、

ルピーは手元に持ってないし、

 

なんと言っても“真夜中だし!!!!

 

着いたらすぐに列車の切符を予約しようと思ってたのに…

トホホ。

 

続く機長のアナウンスを聞いていると、

どうも前日に開票された市長選で本命の人物が敗れたらしく、

それが暴動の原因らしい。

 

初インド上陸初日…。

いったいこれからどうなることやら…

 

イミグレーションを抜け、空港の中で両替所を見つけたがシャッターが閉まっている。

あちこち探すこと小一時間、やっと人がいる両替所を見つけて何とかルピーに換金。

 

ホッとするのも束の間、最寄駅のダダール駅行きバスを探しに空港を出て、

サウナ風呂のような熱気の中をバックパック背負って歩きまわり、

やっとのことでバスを発見! 

 

サンダルはすでに汗でぬちゃぬちゃしている。

発車時刻まで少々時間があったので近くのチャイ屋で一息してから出発! 

 

ガタガタの舗装道路を猛スピードで走るバスに揺られて、

 

「あーやっとこれで駅まで行ける!」

 

とホッとしたのも束の間。

 

バスが急停車。(-_-;)

 

運転手が指差ししながら

「ここからこっちの道を歩いて行け。すぐに駅だから」

 

無理矢理下車させられ、街灯の暗い道をとぼとぼ歩きだす。

 

道中、猫くらい大きいネズミに驚嘆したり、

空腹を通り過ぎて幻覚見たり、

 

20分位歩いたころ、ようやく人発見。

駅の場所を聞くと

 

「もうそこが駅だ」

 

この言葉に狂喜し、走りだし、

インドじゃ食べれないラーメンとかうどんとかが脳裏に浮かんでいた次の瞬間、

 

「そのまま、手をあげろ!!!」

 

 

 

インド 民間兵

 

 

いきなりの暗闇からの怒声に、親にも聞かせられない声を発して振り返ると

 

そこには…

 

ライフルを構えた民間兵?

銃身をこちらに向けたまま駆け寄ってくる!? 

 

今日はなんて日だ!!! 

 

そうか… 

機内でアナウンスのあった暴動の影響か…。

 

って、そんな悠長なこと言ってられません。

慌てて成り行きを説明、及び弁解。

 

救いだったのが、インドは英語が広く通じるところです。

必死の説得の甲斐あって、その民間兵はアゴで、

 

「行ってよし」の合図をくれました。

 

事の起こりついでに、調子にのってトイレの場所を聞いてみると、

ご丁寧に駅のトイレまで案内して下さり、

用を足している後ろから、

ずーっとこちらに銃をかまえて見ていて下さいました。(笑)

 

トイレには勿論、紙などありません。

しかし見渡すと水もない…

 

ない…  

 

無かったのです。

 

その後の展開は、皆様のご想像にお任せいたします。

旅は苦い思い出ほど後で笑えますよね…。

 

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