東南アジア

バイクで巡るコピルアックが飲めるダラットのコーヒー農園と滝ツアー

ベトナム ダラット ポンガーフォールズ

さて、前回、ベトナムの花と愛の都市、ダラットの町歩きの紹介をしました。

ロマンチックな気分に浸りながら市街をゆっくり散歩したりカフェでのんびりするのもダラットの一つの楽しみ方ですが、もっと自然を満喫したいなら、私のオススメはなんと言っても郊外の滝や地元のコーヒー農園をオートバイで巡ることです。

 

ダラット コーヒー農園 バイク巡り

 

とは言っても私、バイクの運転には全く自信がなく、バイクをレンタルするのは気が引けたので、今回は地元の旅行会社のスタッフに運転手兼ガイドを1日プライベートで手配しました。

団体ツアーの参加でもいいのですが、日程の関係上どうしてもエレファントフォールズとポンガーフォールズの二つの滝を1日でまわりたかったんです。

しかし残念ながら、団体ツアーには二つの滝がセットになったものはなかったのです。。。

たまたま、宿の向かいに旅行会社があったので、そこでプライベートのモータサイクルツアーを申込ました。

 

ダラット モーターサイクルツアー フラワーガーデン

ツアーの始まりは、まずはフラワーガーデンへ。

今時期は旧正月用テトに供える花の栽培で忙しいそうです。

それからWeaselのコーヒー農園へ。

バイクを飛ばす道中、白い花をつけたコーヒーの木が道沿いに見えます。

バイクを停めてコーヒーの木を近くで観賞。

 

今回は観光名所の大きなコーヒー農園は避けて、こじんまりとした農園へ連れていかれました。

観光客なんと私一人です。

まさにプライベートツアー。

 

ダラット コーヒー農園 コピルアック

Weaselとはジャコウ猫のこと。

コピルアックと言った方がピンとくる方が多いのではないでしょうか。

 

そう、あの高価で有名な小動物のう○ちからできるコーヒー豆です。

きたなーい、って思うかもしれませんが、実際見せてもらった乾燥させたジャコウ猫の排出物の塊は、ほんのりと木の実が発酵したような香りがするだけです。

コーヒーの収穫時期に合わせて、猫たちは体をクリーンにするため、コーヒーの実以外の餌は食べないそうです。

なので不純物もほとんど出ないとか。

 

早速、試飲しましたが、一杯のコーヒーの値段は、なんと500円でございます。

日本だとそんなもんじゃない?って思うかもしれませんが、普通のベトナムコーヒーは百円以下で飲めますから、かなり高級です。

 

コーヒーの味はなんとも複雑です。

コーヒーの独特の香りと苦味や酸味に何か別のものが色々組み合わさったようなものを舌や嗅覚が刺激する感じです。

発酵したものってこんなものなのでしょうか。

興味深い味でした。

 

私は割と好きですが、これに毎回500円出して飲むかというと、うーん、一度だけの体験でいいのかなと思いました。

お土産の豆を勧められましたが、コーヒー10杯分くらいの量で3000円くらいするので、とてもじゃないけど無理。

 

そして、メインの滝巡りへ。

冬で乾期で水量が少ないと聞いていたので正直、滝自体はあまり期待していなかったのですがなかなか、堪能できました。

 

エレファントフォールズは入り口から少し歩いて下降したところに滝が見えます。

しぶきがかかってきます。

水量がまあまあでしたが、時期的なものか濁りのある水で色的にはあまり美しくなかったです。

エレファントフォールズ

 

そしてポンガーフォールズ、横にワイドな滝壺なので写真に収まり切りません。

滝の前方の岩はすでに写真を撮っている韓国人若者グループがいました。

私も登って順番でパチリ。

ベトナム ダラット ポンガーフォールズ

きっと水量は雨季の方があるのでしょうが、水量が少ないので、段上になった岩肌が見えて、それはそれで十分綺麗で楽しめました。

滝の水の流れをじーっと見ていると心があわわれます。

 

バイクのツアーはダラットの涼しい風と自然の空気を生の肌で感じられるのでとても気持ちが良いです。

峠道を越えて行くと、景色や光の色がどんどん変わります。

途中、牛の群れにも出会いました。

ベトナム ダラット モータサイクルツアー

 

郊外ツアーでは、地元民の気取らない生活がちらりとではあるけれども、垣間見ることができます。

立ち寄った、きのこ園では子供達も仕事に勤しんでました。

ツアーに連れてくることで、多少のお金は彼らにも還元されているみたいですが、見たけりゃ勝手に見ていけという感じで、日本のようなおもてなし感はゼロです。

ベトナム ダラット キノコ園

 

少数民族の村にも立ち寄りました。

村では子供を産む女性の方が男性よりもステイタスが高いそう。

女が一家の主人的なのですね。

 

日が沈みかけると高原地帯のダラットは一気に寒くなるのでジャケットを持参すると良いと思います!

 

ベトナムの避暑地!ダラットを散策【スンフーン湖編】

ベトナム ダラット 避暑地

ベトナムの定番観光都市といえばホーチミンやハノイですが、実はあまり知られていなくても素晴らしい都市が多々あります。

オートバイや車の排気ガスや騒音、人々でごった返した都会の喧騒、ねっとり肌にへばりつくような熱気、そんな定番ベトナムからエスケープしてちょっとクールダウンしたい、という方にはダラットを訪ねることをオススメします。

 

 

ベトナム ダラット 避暑地

ダラットはベトナムの地元っ子のハネムーンや避暑地として人気の都市でホーチミンからバスで7時間ほど北へ行った地域にあります。

ホーチミンから移動すると、まずその気候の違いに驚きます。

熱帯モンスーン気候のホーチミンと違い、その涼しいカラリとした空気はまさに高原の気候。

2月の夜は人々はダウンジャケットや厚手のコートをきて手袋をしてたりして、ベトナムにも冬があったんだと思わず感心してしまいます。

 

街はあちこち花で彩られ、雰囲気の良いカフェやレストランがあり、独特の懐かしい情緒を醸し出しています。

そんなレトロ感の漂うダラットの街歩きで抑えたいスポットは湖畔エリアです。

 

ベトナム ダラット スンフーン湖

スワンボートが浮かんでいる人工湖であるスンフーン湖の向こうにエッフェル塔を模したようなタワーが見えて、まさにプチパリの景色。

カップルとロマンチックに過ごすには人気の都市というのも頷けます。

 

でもどこか野暮ったいというか、「愛」の演出がベタなんですね。

それが随所に感じられるのは、花のアーチや白いベンチ、観光用の馬車サービスなどです。

馬車はなんだかシンデレラと白雪姫をミックスしたかのようなデザイン。

ベトナム ダラット スンフーン湖

 

また「愛の谷」とか「愛の迷宮」とか観光名所に「愛」が恥ずかしげもなくついているのは、ちょっと照れてしまいます。

いい意味で、磨ききれてない田舎臭さがダラットの良いところだなと個人的には思います。

きっと戦後の50−70年代の日本のカップルたちも軽井沢なんかでこんなベタな雰囲気のハネムーンを楽しんだに違いいない!

 

 

ベトナム ダラット スンフーン湖

湖畔は昼の散歩も美しいですが、夜景のイルミネーションがロマンチックです。

周辺のホテルもこれまた近代的な高層建築などではなく、ヴィラ風やリゾート風のホテルなのです。

 

 

ベトナム ダラット パレス ヘリテージ ホテル

湖畔の丘の上にあるダラット パレス ヘリテージ ホテルは美しく広い庭園があって湖を見下ろせます。

クラシックカーのタクシーサービスや、フレンチコロニアル風の調度品や螺旋の階段などのインテリアもエレガントです。

 

 

ベトナム ダラット ダラット市場

湖畔のほど近くにあるダラット市場はロータリーエリアにあって定番の観光スポット。

昼間も良いのですが、何と言ってもナイトマーケットの開催される夜が賑わってオススメです。

季節の花、野菜や果物、奥へ行けば洋服や雑貨、土産物なども売っています。

時期的なものなのかストロベリーの出店をよく見かけました。

 

ベトナム ダラット ベトナム風ピザ

もちろんストリートフードも。

このお好み焼き風の薄いクレープ状のもの、ベトナム風ピザというらしいです。

 

ダラット市街の不思議な魅力は、ロマンチックをテーマに「作られた感」があるということです。

植民地時代にフランス人に「開発」されたから当然なのですが、その雰囲気を現代に合わせモダンテイストにするのではなく、あえてそのまま。

だからなんとなく街全体に古ぼけた感が漂い、少し前の時代にタイムスリップしたような気分になります。

 

うーん、もしかしたら外国人が函館や神戸を訪れたら、似たような違和感を感じるのでしょうか。

ダラットの良さは私は市街よりも、少し離れた郊外にあると思っていますが、その話は次回ご紹介させていただいます。

【ベトナム】旧正月テト「Tết」の時期にハノイを訪れてはいけない理由

ベトナム ハノイ 旧正月テト

前回、南のホーチミンの大渋滞について紹介しましたが、北のハノイもこれまた交通麻痺で有名なベトナムの大都市の一つです。

「どっちがひどい渋滞だと思う?」ってよく比較のネタになるんですが、私の独断と経験上だけで言わせてもらえば、間違いなくホーチミンです。

なぜなら、私はハノイに滞在したのは正月休みのシーズンだったので街は異様に閑散としてたし、ホーチミンで嫌という程味わった、道路へ横断する際のあのストレスは皆無だったからです。

そんなわけで、今回は旧正月のハノイの事情を紹介します。

 

日本では新暦の1月1日にお正月を祝うことになって久しいですが、中国をはじめ、旧正月にお祝いをする国は10カ国くらいあります。

2月になると中国人観光客が旧正月(春節)のホリデーを利用して日本を訪れ、爆買いしてる姿を見かけますね。

ベトナムも中国文化の影響を受けている国なので、旧正月を盛大に祝います。

ベトナムでは旧正月はテト「Tết」と呼ばれ全国が長い祝日となります。

人々はテトに向けて里帰りしたり、特別な料理をこしらえたり、お供え物を買ったり、家の掃除をして正月の飾り物をしたりと町中が何かと師走ムードです。

背の高さ以上もある金柑の大きな鉢に入った木を運ぶバイカーたちもよく見かけます。

 

ベトナム ハノイ 旧正月テト

街が正月用の桃や金柑、黄色の花々や赤い飾りで彩られている様を見るのは楽しいです。

ですが、実は観光客にとってはこの時期に旅行するのは何かと面倒です。

何しろホリデーシーズンで帰京する人たちが多いため、交通手段は混むし、しかも値段が跳ね上がります。

バスやタクシーを予約しても、なぜか通常より割高。

なんで?って聞くと「テトだからね」とのこと。

地元民率90%のローカルなカフェのベトナムコーヒーですら、なぜか値段が5割高に。

「あれ、昨日は同じコーヒー1万8千ドンだったけど?」って聞いたら、「テト料金なのよ」だって。

テトの最中に営業してやってるんだから割増料金くらい請求させろってことでしょうか。

まあ、80円くらいのコーヒーが120円くらいになってるのはいいんですけどね。

 

でもまだ営業している店があるのはありがたいことで、この時期は多くの店やレストラン、博物館、観光スポットがクローズし、観光客にとっては困り者です。

旧正月の前日、大晦日には「さて行くとこないし、何しようかな」ってな感じになります。

この日はホーチミン廟へ行ってみたのですが、本館や周辺の博物館は残念ながら休館日。

ただ外観からですが、白い制服の警備兵達の行進は拝むことができました。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

オープンしていたのは周辺の無料で入れる一柱寺くらいでした。

他に行くところがないせいか、観光客が中へ入ろうと順番待ちです。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

文廟(孔子廟)も休みでしたが、道路を挟んで向かいの施設でテト用のイベントが行われていました。

正月用の飾り物や食べ物などが売られています。

お供え用の丸いスイカに可愛らしいデザインのレリーフが刻まれています。

縁起の良いモチーフや春節を祝う言葉が書かれてあるようです。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

書道の即時販売も。

書家がその場で客の希望する文字を紙に綴り売っていました。

外国人観光客も興味津々。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

生きた鶏なんかもケージに入ってます。

子供達ツンツンして遊んでますが、この鶏は君らのお母さんにその後さばかれちゃうんだよ~、なーんて。

ベトナム ハノイ 旧正月テト

 

翌日の元旦の朝はやく空港へ移動だったのですが、当然バスなどはお休みなので、タクシーで移動しました。

華々しく新年を迎えた祭り後の街はゴミが散らばって閑散としてました。

もしかしたら、この日のこの時間帯が大都市ハノイの一番静かな時なのかもしれません。

そう考えると逆にこの不便さも貴重かもしれません。

【世界最後の秘境】フィリピン、パラワン島エルニドの薬局事情

フィリピン パラワン島 エルニド

GWはみなさんどのようにお過ごしになられたでしょうか?

 

私は彼と念願だった【世界最後の秘境】と呼ばれる、フィリピン パラワン島にあるエルニドへ行って来ました。

東南アジアの滞在経験もあり様々な場所を訪れてきたため、「秘境といえど手慣れた」もの、と思っていましたが、今回はとても勉強になった出来事がありました。

 フィリピン パラワン島 エルニド

 

エルニドはフィリピンのパラワン島北西部に位置する町です。

世界最後の秘境と呼ばれているだけあって都会ではありませんが、レストランやバー、露店等が立ち並び、町は観光客で一日中にぎわっています。

また透明度の高い美しい海に囲まれており、アイランドホッピングツアーやシュノーケリング、スキューバダイビングなどを楽しめます。

私たちもアイランドホッピングやシュノーケリング、ビーチでの日光浴、バイクをレンタルして秘境の中のさらに秘境を探したりと毎日を楽しんで過ごしていました。

 

4日ほど経ったある日のこと、夜中になんだかうめき音が聞こえる・・・!と思ったら彼がトイレにこもっているではありませんか。

東南アジアといえば旅慣れた方は、氷の入っている飲み物は極力避けるもしくは抜く、ビンや缶の飲み口は拭いてから飲む、お皿やテーブル、フォークなどは綺麗かどうか確認する、というのはご存知だと思います。

私たちも食事や飲み物を飲む際には十分に気を付けていましたが、どうやら運悪く何かにあたってしまったようでした。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

朝になるまで彼の調子を見ていましたが、病院へ連れていった方がいいのではないか、と思うほど調子が悪そうです。

街中をこの数日でうろうろし尽していましたが、近くに病院の看板やマーク、それらしき建物は全く見かけませんでした。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

さてどうしよう・・・。

あ!そういえばPhermacy(薬局)は何店舗か見かけたな、と思い薬を買いに行くことにしました。

ついていないことに、毎日ピーカンだったのにその日は台風が直撃したのかと思うほどの大雨で、ホテルのバスタオルを頭からかぶりながら薬局へ猛ダッシュ。

 

薬局には薬剤師と思われるお姉さんが2人おり、症状を英語で伝えました。

しかしこのお姉さんたち、あまり英語が伝わらない。

彼は薬にアレルギーがあるため、確実に伝わっているかを確認しなければなりません。

スマホに入っている翻訳アプリを使い、「夜中から嘔吐と下痢を繰り返しているの」と伝えると、棚にたくさん並べてあるタッパーの中から錠剤を出して見せ、「何錠ほしいの?」と聞かれました。

東南アジアの薬局にいくと、大体このような質問をされます。

症状にあった薬を見繕ってくれ、1錠がいくらなのかを説明してくれます。

1日に何回飲むかを説明してくれるので自分で何回分欲しいかを伝えます。

3日分を購入することにしました。

そして「下痢にはこの薬が効くわよ!」と見せてくれた何やら無色透明の液体の入ったチューブをおすすめしてくれました。

フィリピン パラワン島 エルニド

 

私が「この薬は座薬のように使うの?」と聞くと「イエス!」と言うお姉さん。

念のためジェスチャーも交えて大雨の中、おしりから薬を入れる身振り手振りをする私・・・()

3度ほど確認したところで確信をもってホテルへ帰り、彼に飲み薬と座薬らしきもの?を使うよう促すと、「絶対に座薬じゃない!」と疑い使いたがりません。

メーカーと薬の名前がチューブに印字されていたのでインターネットで調べてみると、口から飲む薬ではありませんか・・・!

鋭い予感があたり、「助かった!」という表情の彼。

正しく薬を飲んだ後からはみるみる体調は回復し、元気になったのでした。

 

今の時代インターネットでなんでも調べられますね。

今回はスマホがあって本当に助かったと思いました。

そして今後は使い慣れた薬や物を必ず持っていこう、と心に決めた私たちだったのでした。

 

ベトナム中がサッカーの勝利に震えた夜!大都市ホーチミンがカオス化!

ホーチミン サッカー 勝利

ベトナムといえばオートバイ天国。

特にホーチミンやハノイなどの大都市でのオートバイによる交通渋滞は有名です。

もはや、朝晩のラッシュアワーは、バイカーたちが大通りを占拠し肩を並べながら信号待ちしてる姿は街の風物詩。

慣れていない旅行者たちにとっては道路を横断するのも一苦労です。

ベトナム ホーチミン バイカー 交通渋滞

 

なにせ、ベトナム発のおしゃれなファッションブランドTシャツにもグラフィック化されているくらいですからね。

サイゴン(=ホーチミン)の交通渋滞、まさにこんな感じです。

Saigon Traffic

サイゴンは色々なバイクで街が彩られています。

交通ルールはあってないようなもの。

 

ベトナム 信号

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」って奴です。

 

そんなホーチミンの渋滞がピークに達し、大狂乱状態に陥ったのが2018年1月23日の夜です。

この日はきっとベトナム各地が熱狂の渦に包まれたことでしょう。

なぜって?

この日は、中国で開催されていたAFC主催のU-23アジア選手権で、ベトナムのチームがカタールを破り決勝進出を果たしたんですね。

これはベトナム史上歴史に残る快挙だそうで、何しろ金にものを言わせて設備やら何やら充実しまくっているカタールを破ったのですから、金持ってないけど、俺たちベトナムの底力はすごい!!

ってわけで国中あげての大騒ぎです。

 

私はこの日はクチトンネルのツアーで郊外に出ていました。

クチとは、ベトナム戦争時に対米軍用に作られた難攻不落の巨大な地下トンネルです。

一部の地下の穴やトンネルの内部など体験でき、なかなか興味深い施設です。

 

ベトナム クチ 地下トンネル

ただし現在体験できるトンネルの大きさは見学者用にだいぶ拡大されたようで、本来は欧米人などがフィットしない、ベトナム人サイズのものだったとか。

ツアーガイドのお兄さんの訛りと喋り口調が面白くてツアー自体はなかなか楽しめたのですが、射撃場でテレビに群がっている地元民たちから何やら感激の雄叫びが。。。

 

どうやら、ベトナムのサッカーチームが決勝に駒を進めたとの朗報が入ったようです。

ガイドさんは「あー、こりゃ帰りは渋滞で大変だなあ。」とこぼしてたら、

本当に帰路は街に近づくにつれて、渋滞はどんどんパニック状態に。

 

ホーチミン サッカー 勝利

若者たちはオートバイに乗りながら、

ベトナムの国旗を翻したり、

ムービーを自撮りしたり、

ベトナムの勝利万歳を叫んでいます。

観光客も、地元の老人から子供まで町中が勝利に酔いしれています。

 

ベトナム サッカー 勝利

バス中から外を覗くと、まさにカオスなパノラマが。

ツアーのバスは結局町中のオフィスまではたどり着けず、

途中から下車して数ブロック歩いて戻ることに。

 

私も街の狂乱と興奮を肌で感じながら、しばし街を闊歩しました。

ベトナム万歳!

ちなみに、27日のウズベキスタンとの決勝戦では延長戦の末2−1でベトナムは惜しくも破れたのですが、処変わりダナンの街でも、やはり国旗を抱えた若者たちが街をバイクで徘徊していて、先日のホーチミンほどでないにしても、かなり盛り上がっておりました。

しかし、この街では渋滞で道を渡るのは、ほんとに至難の技です。

もうある程度の車やバイクが引けたら覚悟を決めて歩き出さないと、いつまで経っても渡れません。

慌てず走らず、気を沈めて静かに同じペースで歩き出します。

そうして、車やバイクが自分を避けてくれることを祈りながらまっすぐ歩き続ける。

もうこれしか道を渡る方法はありません。

 

ホーチミンは6年前から地下鉄の工事が始まり2020年に完成の予定だそうで、渋滞緩和が期待されているのですが、資金不足や投資不足やらで延滞しているそうです。

果たして2020年までに完成するのでしょうか。

 

 

 

 

ベトナムで長距離バスに乗ってはいけない理由|ダラットからダナン・ホイアンまで移動

みなさんこんにちは。ビアエスです。
今回はベトナムにおけるバス移動について、ちょっと困った経験についてお知らせします。

東南アジアの移動手段は飛行機や列車、またはオートバイなど色々あれど、各地域あちこち立ち寄りたければ、小回りのきくバスの移動に頼ることになります。

でもこのバス移動、しっかり調べてから行かないと大変なことに。。。

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東南アジアの快適バスGiant Ibis(ジャイアントアイビス)【タイ/バンコク~カンボジア/シエムリアップ】

バンコク Giant Ibis

東南アジア諸国の旅行の際、タイからカンボジアへのルートは一般的ですが、

いつも悩ましいのが国境越えですね。

タイのバンコクからアンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップへの移動は

飛行機か、陸路かの選択肢があります。

予算に余裕がある場合は時間と疲労を軽減できる飛行機で、となりますが、

少しでも安く!という人はやはりバスの利用になるでしょう。

今回は私が利用した長距離バスの紹介をします。

 

バンコクからシェムリアップの移動バスは約30ドル前後で複数のバス会社が運営していますが、

私がお勧めするのはGiant Ibis

他社よりバス料金は5ドルほど高めですが、評判がよかったので迷わずこちらにしました。

陸路の国境越えは大変だという噂をあちこちで耳にしていたので。

バンコク Giant Ibis

 

過去の経験からいえることですが、バス旅行に関して言えば

「値段の高さ=快適度の高さ」

という方程式は嘘ではありません。

 

節約の旅も結構ですが、あまりケチりすぎているとストレス度が半端なく旅自体が楽しくなくなってしまいます。

ここは数ドル高くしても快適さの確約を獲るべきでしょう。

ちなみにカンボジアのビザは事前にオンラインで取得しておくほうが現地でのトラブルを回避できるのでオススメです。

 

東南アジアでのバス移動は10回以上経験しましたが、評判通り、

このGiant Ibisのバス移動はその中で1、2位といえるくらい快適でスムーズな旅でした。

 

それはひとえに英語が通じる状況で欧米的なサービスの質をうけたからにほかなりません。

そしてスケジュールはほぼ正確。

ストレスフリー万歳です。^^

 

東南アジアのバスドライバーは英語が片言くらいしか話せない場合がおおく、

しかも「You! XX!!」など軍隊ばりの命令口調で客をどなりつけることでしかコミュニケーションを取る術をしらない人が多いです。

質問しても嘘半分の返答しか戻ってこないですしね。

たぶん、英語の意味がわかってないのでしょう。

相手の言葉がわかれば話は別なんですが、言葉の壁は、ほんっと辛いです。

もうバスに乗ってるとスタッフからは家畜のように扱われるのが東南アジアのスタンダードだと思って良いくらいです。

 

でも、Giant Ibisのスタッフたちは違います。

彼らは普通の乗客として私たちをあつかってくれます。

 

Giant Ibis wifi

バスは清潔でシートはなかなかの快適さ、水と軽食付きで無料Wi-Fiも付いてます。

 

 

Giant Ibis 食事

乗車して間も無くクロワッサンと缶コーヒーのスナックが配られました。

 

 

Giant Ibis 食事2

そして旅の後半は小さなランチセットが配られました。

 

バスはオンラインで事前購入できます。

自社サイトもありますが、英語が苦手という方は、

東南アジア、オンライン予約サイト12Go.Asiaで日本語でもみれます。

手数料がどちらのサイトも1ドルほどかかりますが、

事前に予約をして席を確保していたほうが安全です。

 

バスはバックパッカーの聖地といえるカオサンエリアから朝7:45に出発します。

片道料金は32ドル(3、491円)(2018年1月現在)。

 

タイ カンボジア 国境

国境でバスをおりてスタンプを押してもらって国境を越えたところでまたバスに乗り込んで移動。

バスの終点では、流しのトゥクトゥク(三輪タクシー)が待機していて、

それらを捕まえて宿まで移動するが一般的です。

 

え、宿泊代を節約するための夜間バスはないのか?

うーん、この路線では聞いたことないです。

仮に夜間に出発しても国境につく時間帯は夜中で、

当然国境は閉鎖しているのでバス中で開館待ちになります。

なので朝出発が理にかなっているといえます。

 

ラオスの古都、ルアンパバーンの格安ブッフェ

ルアンパバーンでの格安ビュッフェ

今回はラオスの古都、ルアンパバーンでの格安ブッフェ体験談について綴りたいと思います。

場所はメインストリートの路地を少し進んだ所にあります。

お店の名前はありませんが、空いている席が全くないほど賑わっているので簡単に見つけることが出来ると思います。

ルアンパバーンでの格安ビュッフェ

 

こんなお店が3つほど連なっていました。

メニューはどこも同じような感じでしたので、空いているお店に行くといいと思います。

 

日本では見かけない料理が多くみられました。

ラオス料理というよりは、家庭料理のような感じです。

種類もとても豊富です。

 

お金を払うと、お椀と箸を渡され

食べ放題スタートです(^^♪

 

ルアンパバーン ビュッフェ

私が選んだ料理がこちらです。

炭水化物ばかりですね(^^;

 

左下から時計回りに

 

チャーハンのようなもの

そうめんのようなもの

おそらくパッタイ

カレー味のジャガイモ

カレー味のパスタ

 

です。

 

食べてみた感想は、微妙です。

美味しいかと言われたら、美味しくはないです(笑)

 

カレー味の料理が多かったように感じます。

ラオスはカレーのスパイスを使った料理が有名なのでしょうか。

 

選んだメニューにも原因があると思いますが、

全体的に油っこく、すぐにおなかが膨れます。

 

赤いところがないスイカやレタスやキュウリなどの野菜も多くあったのですが

他の料理に比べ、虫がたくさんついていて…

(ハエはもちろん、日本の一般家庭でもよく見る有名な虫まで)

 

野菜も傷んでいるものが多かったので食べても大丈夫そうなものを選んだ結果、

こうなりました(-_-;)

 

驚くべきブッフェの値段なのですが、

なんと1万5千キープです。

 

日本円で200円もしないくらいでしょうか、

とっても安いですよね…!

 

私はおかわり出来ませんでしたが

一緒に行った友人たちはとてもたくさんおかわりしていました。

 

一品4万キープほどしますが、魚の丸焼きや大きな肉の串焼きのような別メニューもありました。

 

とても量が多いので、誰かとシェア出来るようであれば是非食べてみてください。

そっちは美味しかったです(^^;

 

バンコク1美味しいカオマンガイのお店「ラーン・ガイトゥーン・プラトゥーナム」さん

カオマンガイ

皆さんタイ料理はお好きでしょうか。

せっかくタイに旅行するなら日本では食べられない美味しいものが食べたいですよね。

今回は、タイの首都バンコクで是非お勧めしたいとても有名なカオマンガイのお店を紹介したいと思います。

 

そもそも、カオマンガイってどんな食べ物か?

よく知らない方も多いですよね。

 

カオマンガイは、別名、海南鶏飯(かいなんけいはん)というように

茹で鳥とその茹で汁で米を炊いて調理したものにニンニクなどのスパイスをきかせたタレをかけた東南アジア料理です。

 

宗教上の理由で鶏肉が重宝されるマレーシアでも有名な料理らしいです。

「カオ」はご飯、「ガイ」は鶏肉を意味しています。

 

タイ料理というと、パクチーなどの独特な風味が苦手…

という方も少なくないと思います。

実際私もパクチーがあまり得意ではありません(^^;

 

ですがカオマンガイはパクチーが苦手な私でも日本人が好む味だと思いますので、

異国の味があまり好きではないという方にもぜひ挑戦していただきたい東南アジア料理です。

 

今回ご紹介するのはバンコク1美味しいことで有名なカオマンガイ屋さん

「ラーン・ガイトゥーン・プラトゥーナム」さんです。

 

ラーン・ガイトゥーン・プラトゥーナム

お店の看板がピンク色をしていることから、「ピンクのカオマンガイ」とも呼ばれています。

 

値段は1つ40バーツ(約138円)。

ここのカオマンガイの特徴は、鶏肉がとてもしっとりとしていることです。

 

カオマンガイ

皮もサッパリとして食べやすく、身はホロホロ。

タレもそこまで辛くありません。

日本人好みの甘辛さだと思います。

シンプルな材料、そして調理法なゆえに国ごとはもちろん、タイ国内でもお店ごとに結構味が違います。

 

少し小さめのお店や、屋台などで食べるカオマンガイはタレがとても辛かったり、少し鶏肉に臭みが残っていたりしますが、

ラーン・ガイトゥーン・プラトゥーナムのカオマンガイはそういったことが全くありません。

 

店内は他店に比べて清潔感があります。

それもそのはず、実は日本にも出店しているのです。

人気店のため、お昼の時間は混んでいますが、お店の回転が早いためすぐに入ることが可能です。

持ち帰りも可能ですので、どうしても急ぎの用事がある場合は利用されるといいですよ。

 

お店はBTSチットロム駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

近くにはタイで両替をするなら是非お勧めしたい「スーパーリッチ」もありますので、

食事帰りに寄ってみてはいかがでしょうか。

チェンマイでカフェ,雑貨ならニマンヘミン通りのOne Nimman【ショッピングモール】

こんにちはビアエスです。
今回はタイの都市「チェンマイ」のおしゃれなショッピングモールについてご紹介したいと思います。

お店の中へ入らずとも店の外観やオブジェ、看板などみているだけでも楽しくて、思わず立ち止まって写真を撮りたくなってしまうとってもおしゃれなスポットを是非ご覧ください。

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