東南アジアの移動手段は飛行機や列車、またはオートバイなど色々あれど、

各地域あちこち立ち寄りたければ、小回りのきくバスの移動に頼ることになります。

 

HOE TO CHOOSE

 

とはいえ、正直バスは色々な意味でやばいです。

危険でストレスの連続。

日本の普通レベルのバスに出会えたらラッキーくらいの覚悟で挑まないといけません。

 

前回、Giant Ibis社のバスがなかなか快適であったと触れましたが、

今回は逆にベトナムで史上最悪の体験をしたバス会社の話です。

 

ダラットからダナン·ホイアン

 

それは、ダラットからダナン·ホイアンまでの長距離バスです。

ダラットの滞在中、世話になった地元のトラベルエージェンシーから

「新しいバスだし、おすすめだよ」

と言われたので彼を通して予約したのが運の尽き。

 

今回のバス会社に限らず、ベトナムのバスは悪評が多いのが一般的です。

長距離バスは夕方·夜出発で朝に到着というスリーパー·バスが主流ですが、

とにかくドライバーやスタッフは英語カタコトなのでコミュニケーションが大変。

アナウンスがほとんどないのでWifiがなく地図確認ができないと自分がどこにいるかよくわからないし、

たまに停車するとそれがトイレ休憩なのか食事休憩なのか、

はたまた、ただ停まっているだけなのかもよくわからない。

そして一度停まると、次いつバスが再出発するのか時間が決まっていないようなものなので、

とにかく置いて行かれないようにいつも周りの人を見ながら気を張ってなければいけません。

 

実際置いてけぼりにして、他の乗客の指摘でドライバーがそれに気がつき、

慌ててバスを引き返したというケースを見たこともあります。

そしてたまにバスが故障のため、真夜中にバスを降りて外で代車が来るのを延々と待ったりもします。

まあ、それらは覚悟で臨んだのですが、今回のレベルはまさに底辺でした。

 

とにかくドライバーの運転は極めて乱暴です。

急ブレーキは踏まれるし、道が悪いのにスピード出すし。

よくこんなで事故起こさないなと思います。

夜中で皆寝る時間なのに、スタッフ同士で大声で盛り上がってます。

眠気防止対策なんでしょうか。

うるさくて前方席だとこっちが寝れません。

 

そして態度が横柄極まりなし。

乗客は神ではなく家畜扱い。

いつも乗客に怒鳴り散らします。

 

たまたまバスがしばし停車した時、席を立って外に出ようとしたガタイのいい白人男性を見るや否や、

YOU!! NO!!!!

とすごい剣幕で怒鳴ってました。

アナウンスがないからなぜバスが停車しているのか乗客にとっては不明でしたが、

彼はおそらくタバコをふかしたかったんでしょう。

しかしドライバーに

YOU!! SIT!!!!

と床に指差しながら諌められ、

なんだなんだ?

と周りの乗客の注目を浴びてました。

もっと優しく注意すればいいのに、なぜあんな怒鳴るのか。

 

トイレ休憩はなんと10時間一度もなし。

これはもう漏れそうでした。

タバコ休憩あるのに、トイレ休憩がない!!

恐る恐るドライバーにトイレに行きたいというと、

渋々した顔してしばらくすると、バスを止めて

「ここでしろ!」

みたいな合図。

・・・って、ここ何もないまっさらな道端なんですけど、

女の私にお尻をドライバーにぽろんと見せて野原便所しろってこと?

とりあえずもう少しだけ我慢できそうだったので、

野原の貴重な体験は諦めて我慢を重ねました。

 

そして事件はダナンの手前のホイアンでおきました。

 

(以下、怒りの回想文)

 

ホイアンで多くの乗客たちが降り出したので、ここでトイレに行くからとドライバーに告げ、なんとか用をすませる。

そしてバスに戻ると中に入れさせてくれずこのまま降りろと言われる。

 

自分はダナンへ行くしそのチケットも買っているというと、

No Da Nang! Bus stop(s) here!

ノーダナン、ノー、と連呼されモーターバイクのところへ引っ張られこれに乗れという。

 

もしや、ダナンに行く乗客は自分しかいないので、

バスはここで終着にして一人分だけバイクで送ってくれるという事なのか?

と不思議に思いながらも、バススタッフに押されるままに雨のなかバイクに乗る羽目に。

 

寒いし、雨は服は濡れてるし顔は水浸しだしこんなの耐えられないーっ、

と思いながら必死にバイクをつかんでたら、しばらくしてからバイクを停めドライバーがレインコート(ポンチョ)をシートから出して使わせてくれた。

ホイアンからすでに雨が降っていたのに、なぜ持っているなら最初に出さない??

もうすでに十分濡れてるんだけど!

と思いつつも、とりあえず感謝をしてレインコートを羽織る。

 

そして雨で凍える中、ようやくダナンのホステルに着いたら20万ドン(約1,000円)寄越せという。

は?これって無料サービスじゃないの?

こんなずぶ濡れにさせて金とるって何?

 

しかし彼は片言で「お前が乗ったんだから、お前は客だ。

ここまできたから金払え」、と。

 

しかしすぶ濡れで、今までのバス会社の悪態ぶりに怒りが溜まっている私は、ふざけるな、こっちはダナンまでのバスチケット買ってるんだ。

なぜ雨の中バイクに乗せられ挙句の果てに20万ドン払わねばならないんだ!

知っていたらバイクなんか乗らずタクシーを選んでた。

とそこで討論に。

 

バスの予約をしたバス会社に連絡してもラチがあか開かず、

ベトナム語で仲介役に入ってもらった宿のスタッフに助けてもらうも、結局15万ドンをドライバーに支払い去ってもらうことに。

値段に不服だったらしく

「F●●K YOU!!」

と捨てゼリフをはいてバイクドライバーは去っていく。

ああ、英語片言しか知らないくせに、そんな言葉は知ってるんだな。

 

バス会社側は、

「バスはダナンまで運行しているにも関わらず、勝手にバイクに乗ったお前が悪い。

お前はあそこでバスを待つべきだった」

というけど、ノー、ダナンって言ってバイクのところへ引っ張っていき半ば無理やりバイクに乗せたのはオタクのスタッフなんですけど。。。と空いた口が塞がらない。

 

(以上、怒りの回想終わり)

 

結局はバス会社のドライバーが嘘つきで、態度が最悪であったの一言に尽きます。

バイクのドライバーがポンチョも着せずバイクに私を乗せてさっさとバスから去ってダナンへ向かったのはタクシーを捕まえさせないためだったのだと今なら思惑が見えます。

 

WARNING!!

 

みなさん、バス選びは慎重にしてください。

これはあくまでほんの一例で、ベトナムのバスで嫌な思いをした人は他にもたくさんいることでしょう。

そしてこのバス会社にも、もしかしたら良いドライバーやスタッフがいるのかもしれません。

バスはともかく、ダラットもダナンも素敵な街なので訪れる価値ありです。

さあ、あなたはバスに乗る覚悟できましたか?

それともやっぱり飛行機や列車にしちゃう?

 

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