フィッシャーマンズワーフ

サンフランシスコのロンバート・ストリートをケーブルカー&セグウェイで!

サンフランシスコ ロンバート・ストリート ケーブルカー

サンフランシスコを一日で楽しもうと、朝イチでゴールデンゲートブリッジを渡って街中に入ってきました。

高級デパートが並ぶユニオンスクエア近辺で駐車して観光に繰り出します。

サンフランシスコといえば坂の街。

それを象徴するような観光スポットが「世界一曲がりくねった坂道」と呼ばれる「ロンバート・ストリート」です。

 

400メートルほどの坂道の間に8カ所もの急カーブがあります。

どれほどの急カーブか体感してみようとユニオンスクエアからケーブルカーに乗って目指します。

 

サンフランシスコ ロンバート・ストリート ケーブルカー

サンフランシスコはケーブルカーも名物ですね。

レトロな車体が愛らしく、坂道の多い街中を移動するのにとても便利です。

ケーブルカーの座席の一部は外向きになっていて、その足元はステップがあり立ち乗りができるようになっています。

風を感じながら景色を楽しむのにうってつけなので立ち乗りは人気があります。

 

ロンバート・ストリートは下りの一方通行です。

道幅は車一台ほどと狭いのですが、敢えて自慢の車で下りたいという人が多いのか思っていたよりも車やバイクの通行量があります。

歩いての散策は道の脇に整備された歩道を下っていくというもの。

道路わきにはアジサイが植えられています。

 

ロンバート・ストリートから歩いて15分くらいでフィッシャーマンズ・ワーフまで行けますが、せっかくなのでケーブルカーに乗って移動します。

終点がフィッシャーマンズ・ワーフです。

終点ではスタッフがケーブルカーをくるりと回して車両の方向を入れ替える姿がなんともユニークです。

フィッシャーマンズ・ワーフは、港町の雰囲気を味わいながらショッピングや食事が楽しめる人気の観光スポット。

 

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ ランチ

シーフードがずらりと並ぶ屋台も気になりますが、食べたかったのはサンフランシスコ名物の一つ・クラムチャウダー。

ちょっと酸味のあるパンをくりぬいた中に並々と入れられ、ニンニクの香りが食欲をそそります。

 

サンフランシスコ ピア39 アシカ

小腹を満たしたらピア39をぶらぶらと散策。

桟橋ではカリフォルニアアシカがゴロゴロしている姿が目に入ってきます。

展望スポットからはアルカトラズ島が見えました。

 

サンフランシスコ ロンバート・ストリート セグウェイ

サンフランシスコの街歩きを楽しむ手段は様々あります。

挑戦してみてほしいのがセグウェイです。

初めて乗る場合は講習を受ける必要がありますが、一度受けてしまえば次からは数多く用意されているコースを楽しむことができます。

ロンバート・ストリートをセグウェイで下ることもできます。

やってみたいような、怖いような。

 

サンフランシスコ ツインピークス 夜景

日が沈んできたら、車に戻ってツインピークスに向かいます。

サンフランシスコの中心にある二つの丘もドラマや映画で有名ですね。

この上から、夜景を楽しみます。

オレンジ色の灯が街全体を包みこむような、やさしい暖かさを感じる夜景でした。

バンクーバーのスティーブストンへ行こう!【フィッシャーマンズワーフ&シップヤード】

カナダ スティーブストン フィッシャーマンズワーフ

カナダの西の玄関口、バンクーバー郊外にあるスティーブストンの町をご紹介します。

このスティーブストン、日本ではあまり知られていない土地ですが、カナダの中で最も日本に関係の深い町のひとつで、町をぶらぶら歩いていると、至るところで日本を感じさせる建物を見つけることができます。

 

☆  漁業の町、スティーブストン

カナダ スティーブストン フィッシャーマンズワーフ

スティーブストンの町はバンクーバー空港からほど近く、車を南に走らせること20分足らずで到着します。

日本からの観光客には、まだまだ知られていないこの町ですが、地元ではちょっとした人気の観光スポット。

フレーザー川とジョージア海峡にぐるりと囲まれた町は、漁業が盛んで、捕れたての魚介類を積んだ漁船が毎朝ハーバーに停泊し、地元の買い物客と観光客とで賑わいます。

カナダ内陸では、めったに見ることのできないウニやイクラも、ここならば手に入ります。

 

捕れたてすぐに冷凍保存した「サシミ・グレード」と呼ばれる魚介類が目玉商品です。

カナダ スティーブストン フィッシャーマンズワーフ

 

☆ 可愛らしいお土産屋さんが立ち並ぶハーバー沿い

カナダ スティーブストン ハーバー沿い

近年ここバンクーバーは香港や中国からの移住者が増えていることから魚介類は地元の人にとっては欠かせない重要な食材のひとつ。

また、寿司をはじめとするシーフードのレストランも人気で、スティーブストンの漁港は、バンクーバーの台所を支える重要な役割を果たしています。

さらには、この辺りは近年急激に住宅地としての開発が進んでおり、人気エリアとなっています。

 

そんなスティーブストンの町の歴史は約140年前まで遡り、明治時代だった日本からの入植者と共に始まります。

漁業としての好立地を利用して、当時、大きな魚の缶詰工場ができたこの町にアジアやヨーロッパ各国から移住者が集まりました。

日本人は約2000人、全体の3分の2を占めており、魚釣りや漁船造り、缶詰工場での労働に携わったとのことです。

 

☆ 一世紀前に活躍したシップヤード

カナダ ブリタニア・シップヤード・ナショナル・ヒストリック・サイト

日本人が主に中心となって築いてきたこの町の歴史的建造物は今も大事に扱われ、最初に建てられた造船所や当時の漁民たちが暮らしていた民家が、国定歴史跡地「ブリタニア・シップヤード・ナショナル・ヒストリック・サイト」として当時を再現、保存、そして展示されています。

 

カナダ シップヤード Murakami House

上の写真はMurakami家が暮らしていたお家、Murakami House。

広島から移住し、漁船造りの重要人物だったこと、10人の子供がいたことなど、一家の歴史が細かく記され、展示されています。

カナダ式に建てられた家屋ですが、台所の後ろに大きなお風呂場が増設され、日本式の深い湯舟があるのが特徴的。家を囲む庭は、現在も保存委員会の方が手入れをしていて、まるで今も村上一家が住んでいるかのように再現されています。

 

カナダ シップヤード Murakami House

当時はヨーロッパから持ってきたものを中心に生活していたようです。

 

☆ この町にきたらシーフード!

カナダ スティーブストン シーフード

ひとしきり町の歴史を学んだあとは、町の産物であるシーフードを堪能できます。

至るところで見かけるのはフィッシュ&チップスの看板。

鮭、ヒラメ、タラなどを揚げたものに、ポテトフライが付いてきます。

また、日本人ならやはり生のお魚、ということで、お寿司屋さんに入るのもお薦めです。

 

日本から年間多くの観光客がバンクーバーに訪れますが、スティーブストンまで足を延ばす方は、ほんのわずか。

機会があれば、ぜひ、空港からわずか20分足らずのこの町にて、カナダ開拓時代に遥か海を渡ってきた我々の先祖たちの築いたこの町を訪問してみて下さい!

 

●アクセス:バンクーバー空港からのアクセスは、レンタカー利用のほか、空港から出ている電車(カナダライン)とバスを乗り継いで訪問することができます。

●漁船が立ち並ぶスティーブストン・ハーバーでの営業時間は、通年営業。

お正月とクリスマスはお休みする漁船もあるとのこと。

漁業ボート次第で売り切れたらお終いとなるとのことで、10時頃が最もお薦めだそうです。

●ブリタニア・シップヤード・ナショナル・ヒストリック・サイトは、毎日オープン。

冬季は12時から17時、夏季は10時から17時、入場無料。

必見サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ観光スポット!!

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ 観光

サンフランシスコってどんな街?

アメリカ西海岸を代表する都市で多くの移民が集まり、国際色豊かな街並みが魅力です!

 

☆ サンフランシスコの基本情報

温暖でとても過ごしやすい気候です。

夏の平均気温は20度ほどで暑すぎない気温です。

私は7月に行きましたが常に長袖で快適に過ごすことができました。

 

☆ サンフランシスコのオススメ観光スポット
〜フィシャーマンズワーフ(Fisherman’s Wharf)〜

 

フィッシャーマンズの有名なカニのシンボル

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ 観光

フィッシャーマンズワーフとは、「漁師の波止場」という意味です。

ゴールドラッシュでサンフランシスコが栄えてきた時期にできた漁港です。

海外ドラマの「フルハウス」のオープニングにも登場する場所です!!

港町の雰囲気が漂うすてきな町並みです。

エリアとしては広くはありませんが、じっくり観光するには1日必要です。

 

● 見所その1
PIER39の野生のアシカ達

 

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ アシカ

桟橋で寝そべっているかわいいアシカの群れを見物することができます。

シーズンだと桟橋を埋め尽くす大量のアシカ達をみることができます。

港町ならではの風景ですね。

 

● 見所その2
美味しいグルメ

 

・クラムチャウダー

サンフランシスコ名物のクラムチャウダーの特徴は、サワーブレッド(酸味の強いパン)の中をくり抜き、その中に濃厚なクラムチャウダーが入っています。

屋台やレストラン色んなお店で食べることができます。

 

・ギラデリのチョコレート

サンフランシスコでは、チョコレートも有名です。

フィッシャーマンズワーフにある「ギラデリスクエア(Ghirardelli Square)」では、ギラデリのチョコレートを使ったカフェがあり、パフェやサンデーなどどれも絶品です!

 

● 見所その3
大道芸人

 

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ 大道芸人

フィシャーマンズワーフにはたくさんの大道芸人がいます。

快く写真を撮らせてくれる人もいますが、中には嫌がる人、チップを要求する人もいるので気をつけて下さい。

 

● 見所4
ケーブルカー

 

サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ ケーブルカー

とってもオシャレなケーブルカー。

これは立派なサンフランシスコの公共交通機関です。

アメリカは車社会のため、このような交通機関があるのは珍しいそうです。

アトラクション感覚で乗ることができて、坂の上から見える海景色は最高です。

フィッシャーマンズワーフは終点なのでここで方向転換をします。

 

いかがでしたでしょうか。

港街の雰囲気が好きな私にとっては歩いているだけで楽しいスポットでした。

グルメに、ショッピングに、綺麗な景色など魅力満載のフィッシャーマンズワーフ、是非訪れてみてください!