ヨーロッパ

パリを散策!【凱旋門&オルセー美術館&ノートルダム大聖堂&サンルイ島】

パリ 観光 オルセー美術館

ヨーロッパの代表的な国、フランス。

そしてその首都である花の都パリ。

歴史、ファッション、食など様々な分野で有名ですよね。

 

パリには歴史的な建築物がたくさんあります。

世界遺産に登録されているものもあり、みなさんがテレビや本で一度は目にしたことのある有名なものがほとんどです。

少し歩けば見たことのある風景が次々と現れ、パリの街並みは見ているだけでワクワクします。

また統一された建物、石畳の歩道、素敵なレストラン、おしゃれな雑貨屋さんなど、どこを切り取っても写真映え間違いなしです!

そこで今回は私のパリの歩き方を紹介します!

 

まずは凱旋門からスタート!

パリ 凱旋門 シャンゼリゼ通り 

凱旋門は登ることができ、展望台からは放射状に広がるパリの街を一望できます。

そこからシャンゼリゼ通りを通って、お土産屋さんに寄りながらぶらぶら歩きます。

途中小さなキッシュのお店を発見し、早めのランチ。

事前に決めたお店ではなく、見つけたお店に入ってみるのも楽しみのひとつですね。

 

グランパレ、アレクサンドル3世橋を通り、セーヌ川に沿って歩いていきます。

パリ セーヌ川 エッフェル塔

アレクサンドル3世橋から見るエッフェル塔は遠くても存在感抜群です。

 

オルセー美術館に入り、絵画の鑑賞。

パリ 観光 オルセー美術館

ここは昔列車の駅だったところであり、建物自体がその名残が残った素敵なデザインになっています。

私は美術の知識なほとんどないので、アテレコをしながら楽しんでいたら、思いの外時間を費やしてしまいました。

 

そこからセーヌ川にたくさん架かっている橋を渡りながら下っていき、ノートルダム大聖堂へ。

教会の中は素敵なステンドグラスがたくさんあり見とれてしまいます。

パリ ノートルダム大聖堂 ステンドグラス

 

さらに歩いていると、マルシェを発見。

海外のマルシェが大好きな私は疲れも吹き飛び、ついおいしそうなチキンを購入。

パリ マルシェ チキン

ジューシーでとてもおいしかったです。

小さなスーパーマーケットもいくつか発見。現地のお酒、お菓子など現地の人が買う安くておいしいものが揃っているので、ばら撒き用のお土産はスーパーで買うのがベストです。

 

そこからサンルイ島へ。

かわいい雑貨屋さんやオリーブオイル屋さん、クッキーのお店などどのお店も魅力的です。

パリ サンルイ島 クッキー

 

いかがでしたか?

直線距離で5㎞程。

いろいろ寄り道をしているので実際はもっと歩いていますが、歩けない距離ではありません。

思いがけず寄り道をしてしまい、予定していたところに行けないこともありますが、逆に思ってもみなかったものに出会うこともできます。

パリは地下鉄やバスなど交通機関も発達しておりとても便利ですが、時間に余裕のある方、体力に自信のある方はぜひ、パリの街を歩いて楽しんでみてください!

本場ウィーンのオーケストラ、ウィーンフィルのチケット入手方法をお教えします!

ウィーン オーケストラ ウィーンフィル

年末年始のコンサートで有名なウィーンフィル。

人生に一度は聞きたい演奏。

前記事、「バルセロナでのカタルーニャ音楽堂で本場フラメンコを楽しもう!」でお伝えした通り、クラシックの生演奏を聞きたくなってしまい、ウィーンフィルを聞きに行ってきました。

 

ウィーンフィルに行くにあたり、チケットを取ろうと思ったのですが、入手方法がよくわからず、結構苦労しました。

というのも、インターネットで調べてみると、入手困難と言う情報があり、一度は取れないのかと諦めてしまいました。

そこで、今回は、どう取ればよいかについてお伝えします。

 

演奏場所は、ウィーンの学友協会。

ウィーン オーケストラ ウィーンフィル

この音楽堂は、天井に絵が飾ってあり、シャンデリアも多く、壁や天井は黄金で彩られています。

豪華絢爛という言葉がまさにふさわしい場所でした。

年末年始のニューイヤーコンサートでは、色とりどりの花が並べられ、さらにゴージャスになるようです。

 

観覧席は、ランクがわけられており、ランクごとに値段も変わります。

平土間席という一階にあり、管弦楽団の目の前の席は、一番人気が高く、値段も一番高くなります。

その両サイドにある席や二階席、二階席の両サイドの席とランクが低くなっていき、値段も下がります。

ランクの高い席は限りがあるため、チケットの額面に加えて60%から100%ほどの手数料を払うこととなります。

良心的な手数料を設定しているオテロチケットオフィスはおすすめです。

日本人のスタッフもおり、日本語でチケットを買えます。

 

ランクが低い席は、当日、額面通り入手できることが多いです。

演奏会の会場前でチケットを持って立っている人がたくさんいます。

これらの人は、演奏会に来れなくなった人の代わりに売りに来ている人です。

そのチケットの中で気に入る席を選び、直接交渉します。

運が良いと額面よりもお安くゆずってくれることもあるそうです。

 

私は二日間、同じ曲目を聞いたのですが、一日目は平土間席、二日目は二階席の後方でした。

平土間席では、管弦楽団の演奏者の顔が一人ひとり見れるほど近かったです。

二日目の二階席と比べると、演奏者との距離が近く、演奏者たちの息づかいや本気度を感じ、迫力がすごかったです。

二階席の後方だと、演奏者だけでなく、会場全体が見渡せるので、会場の黄金の装飾をより広く見れます。

 

平土間席でも、二階席でも、音楽の聴こえ方は、素晴らしかったです。

心地よい音色に包まれているような感覚でした。

平土間席からだと以下の写真のように、演奏者との距離がとても近いです。

ウィーン オーケストラ ウィーンフィル

 

観客は、高齢の方々が多い印象。

演奏会が社交の場となっているようでした。

みなさんスーツやドレスなど、フォーマルな服を着ています。

ウィーンフィルの演奏会では、ドレスアップすることがマナーとなっています。

 

素敵なお洋服を身にまとい、ゴージャスな空間の中で世界屈指の生演奏を聴く、という素晴らしいひとときでした。

みなさんも、是非一度行かれてみて下さい!

バルセロナのカタルーニャ音楽堂で本場フラメンコを楽しもう!

ルセロナ カタルーニャ音楽堂 フラメンコ

スペインといえばフラメンコと出てくるくらい、スペインを代表するダンスであるフラメンコ。

バルセロナで、フラメンコを見てきました。

 

ルセロナ カタルーニャ音楽堂 フラメンコ
場所は、カタルーニャ音楽堂。

こちらは、建物の外観です。

フラメンコが始まるのは夜の19時頃だったので、辺りは暗くなっていました。

 

ルセロナ カタルーニャ音楽堂 フラメンコ

会場に入ってみると、建物内は大理石で作られたようなフローリングに赤い絨毯が敷かれ、重厚な雰囲気がただよっていました。

ダンスが行われるホールの装飾も細部まで繊細な装飾が施され、頭上にはステンドグラスが美しく輝いています。

とっても豪華絢爛で、ダンスが始まる前から、わくわくしていました。

調べてみると、このカタルーニャ音楽堂は有名な建築家に建てられたもので、世界遺産だそうです。

写真を見ると、装飾がいかに繊細かが伝わると思います。

世界遺産も納得の美しさです。

 

ダンスの所要時間は2時間ほどでした。

2時間と聞くと非常に長いと感じる方も多いと思います。

しかし、3つのテイストの音楽で構成されています。

私が行ったときには、アフリカン音楽に合わせて踊るプログラムも含まれていました。

斬新だなと思い、よく印象に残っています。

 

音楽が変わるごとに、衣装や踊りにも違いがあり、雰囲気がガラッと変わります。

そのため、始終退屈することなく楽しく見ることができました。

ダンスは、キレッキレでパワーを感じるのに、しなやかで、美しい。

生で見る迫力が最高でした!

 

このダンス自体も素晴らしかったのですが、私が一番感動したのは、ダンスではなく…

フラメンコのバックグラウンドの生演奏が最高でした!

 

よくよく考えてみると、この場所は音楽堂。

音楽が一番きれいに聞こえるように、設計されているのです。

もともとクラシック音楽などには微塵も興味が無かった私ですが、気づいたら繊細な楽器の音色に心を奪われていました。

特に、儚げで優しいフルートの音が素敵でした。

心の琴線に触れたのか、感動のあまり涙がほろりと出てきてしまったほどでした。

 

そして、これがきっかけで、一ヶ月後には、ウィーンにウィーンフィルを聞きに行ってきてしまいました!笑

というわけで、次回の記事はウィーンフィルの魅力をお伝えします。

クラシック音楽には全く興味が無かった数カ月前の私を考えると、信じられない変わりぶりです!笑

 

バルセロナでのフラメンコ。

素敵な生演奏も情熱的なダンスも、一度に二つ楽しめるところが良かったです。

バルセロナのグルメ、おすすめのバル&パエリア料理店!

バルセロナ バル グルメ

スペインに行ったら、美味しいスペイン料理は欠かせない!ということで、今回はバルセロナのグルメについてレポートします!

実際に食べてみておいしかった2つの店を紹介します。

 

まず、Piccoloというバル。

 

バルセロナ バル グルメ

イカのフライなどを頼んだのですが、付け合わせにソース付きのポテトが一皿、パンも運ばれてきます。

イカのフライも申し分なくおいしく、ポテトも少し濃い味つけで、止まらないおいしさでした。

 

そして、一番良かったのは、サングリアです。

特に、甘いお酒が好きな方にはとてもおすすめしたいです!

爽やかなオレンジの味がメインで、ほんのりとアルコールの苦味がマッチして、ゴクゴク飲んでしまいました。

サングリアに使われているオレンジジュースは、おそらく、実った後すぐ送られた、しぼりたてのフレッシュなオレンジを使っているのだと思います。

おいしすぎて、二人で1ビン、軽く1リットルは飲んでしまいました。

お腹いっぱい食べて、お酒もたくさん飲んで、それでも一人1500円しないくらいだったので、リーズナブルでした!

いくつかのお店やバルに足を運んでみたのですが、ここが一番おいしかったです!

 

このお店は立地もよかったです。

バルセロナの観光スポットとして有名なマジック・ファウンテンというショーがあるのですが、その場所から徒歩15分の場所にあるので、噴水のショーを見た帰りに寄るのがおすすめです。

 

バルセロナ マジック・ファウンテン 観光スポット

マジック・ファウンテンとは、人気の洋楽に合わせて巨大な噴水がさまざまに形を変え、それに合わせてライトが映されるものです。

思ったよりもずっと大きな噴水で、大迫力でした。

ショーは無料です。

噴水の前にある階段に座って見ることになります。

このショーを良い場所で見るには、開始時刻よりも早めに行って待つと良いと思います。

 

そして、おいしかったパエリア料理屋についてもレポートします。

スペインに行ったら必ず食べたいものとして、パエリアはよくあげられます。

私が行ったお店は、Restaurant Elcheというお店。

以前バルセロナを訪ねた友人から、ここはおいしいよ!とおすすめされたレストランでした。

バルセロナのなかでも、にぎわったエリアにありましたが、店内の雰囲気は落ち着いていて、高級感がただよう雰囲気でした。

 

頼んだのは、シーフードパエリア。

フライパンに盛り付けられたパエリアを一度見せた後、食器に取り分けて持ってきてくれます。

パエリアの上には大ぶりのエビや貝が乗っていました。

お米は水分が少し多めで、柔らかかったですが、シーフードの出汁がしっかりついてました。

 

バルセロナには、たくさんの数のレストランがあって、選ぶのが大変だと思います。

今回紹介したPiccoloやRestaurant Elcheは、とてもオススメなので、レストランに迷ったら、ぜひ足を運んでみてください!

バルセロナの人気観光スポット、ガウディのサグラダファミリア&グエル公園巡り

バルセロナ サグラダファミリア ガウディ

バルセロナに行ったら必ず訪れたいサグラダファミリア。

サグラダファミリアを建てたガウディは、ユニークかつ繊細な建築で有名です。

今回は、ガウディの建てたサグラダファミリアとグエル公園に行ってきました!

 

まずはサグラダファミリアを訪れました。

朝10時ごろに着いたのですが、観光客でいっぱいでした。

 

バルセロナ サグラダファミリア ガウディ

写真で見るよりもずっと荘厳でした…。

建物の外観全体に、細かすぎるくらいに繊細な美術が施されています。

どの角度から見ても綺麗なのです!

 

すぐ近くに、池のある小さな公園がありました。

ここからだと池も背景に入れて記念写真が撮れます、おすすめです!

観光に疲れたら、この公園でちょっと休憩もいいかもです。

 

次に訪れたのは、グエル公園。

最寄り駅についてから、公園の入り口まで、急な坂をいくつか上ることに。

ふだん運動不足の私には、なかなかにハードでした。

息を切らしながらしばらく坂を上っていくと、5メートルくらいの高さがありそうな、急な階段が見えました。

さらに急な階段を登らなきゃいけないのか…と思いましたが、ありがたいことに、その横には屋外エスカレーターがありました!!

運動不足の観光客に優しいですね。笑

 

その後、公園の入り口にたどり着きます。

木と木との間の坂道を登っていくのですが、なんだか、登山をしているような気分でした。

道をたどっていくと、グエル公園のハイライトである、モニュメントの入り口に着きました。

 

すぐに入ろうと思ったのですが、3時間ほど待たなければいけないと言われました。

どうやら、あらかじめチケットをインターネットで買うのが一般的なようです。

グエル公園の公式サイトで、都合の良い時刻を予約できる、とのことでした。

結局、せっかく公園まで坂道を登ってきたので、3時間後のチケットを買って待つことにしました。

 

公園内はとても広く、全部回るのに1時間くらいかかりそうです。

この公園は先ほど登ってきたように、かなり高台にあるので、見晴らしが素晴らしかったです!

天気が良いとサグラダファミリアもえます!

 

バルセロナ 観光 グエル公園 

こちらは、公園内にいた緑色のインコさん。花の蜜を食べているのかな?

公園内にはフリーWi-Fiもあったので、インスタグラムなどを眺めたりしているうちに3時間が経過していました。

美しいタイルで装飾された数々のモニュメントに、小さな家のような建物…メルヘンの国に紛れ込んだような雰囲気で、とてもかわいらしかったです。

 

バルセロナ 観光 グエル公園

遠目から見ると、お菓子の家を想像するような、こんな素敵な建物もありました!

ここでは紹介しきれなかったのですが、カラフルなタイルが壁にも、天井にも、至る所にあってとってもキュートです!

 

建築だけでも、見所たくさんなバルセロナ。

次回はグルメについてレポートしたいと思います。

スロベニア観光【首都リュブリャナ~ブレッド城~ポストイナ鍾乳洞を巡る】

スロベニア 洞窟城 プレッドヤマ城

みなさんスロベニアという国はご存知でしょうか。

今回はスロベニアの見どころや観光の仕方を紹介します!

 

スロベニアは小さい国なので、首都を拠点に様々な見どころを網羅できるのが特徴です。

2~3日あれば、満足のいく観光ができます。

 

☆ 首都リュブリャナ

とてもこぢんまりとしていて観光しやすいです。

1時間あれば中心地の端から端まで歩けるほどです。

写真は、リュブリャナの市場の様子です。

 

スロベニア 首都 リュブリャナ 

 

見どころ

➀ リュブリャニツァ川クルーズ

首都の真ん中を流れる川を45分でクルーズしてくれます。

中心地の見どころを船から見ることができます。

 

➁ フランシスコ教会

ピンク色の見た目がかわいい教会です。

礼拝も見学可能ですが、礼拝中の出入りは厳禁です。

 

スロベニア リュブリャナ フランシスコ教会

 

➂ リュブリャナ城

ケーブルカーで丘を登ります。

リュブリャナの街を一望できるスポットです。

 

※路上には様々なお店が並んでいたり、市場があったり、ついつい目をお店に向けてしまいますが、そのすきに鞄の中に手をいれられ、スリ未遂に合いました。

現地に住んでいる日本人の方に会った際に、特に土日は人も多いので注意が必要と言われたので、スリが横行しているようです。

訪れた際は注意しましょう。

 

☆ ブレッド湖付近

首都リュブリャナからバスで約1時間30分。

鉄道での行き方もありますがバスの方が安く、そして本数も多く、見どころの近くに停まるので観光しやすいです。

 

スロベニア 聖母被昇天教会 ブレッド城

 

見どころ

➀ ブレッド城

湖面の断崖に建っています。

歩いて登りましたが、意外とあっという間に上ることができました。

このブレッド城からは、ブレッド湖そしてこれから紹介する教会が一望でき、フォトスポットとなっています。

 

➁ 聖母被昇天教会

ブレッド湖の真ん中にある島に、この教会は佇んでいます。

ボートに乗って島に行きます。

 

☆ ポストイナ鍾乳洞

前半はトロッコに乗って見学するのでちょっとしたアトラクション気分を体験出来ちゃいます!

後半は洞窟内を歩き回ります。

かなりスケールの大きい鍾乳洞なので一見の価値ありです。

日本語のオーディオガイドを借りて見学しましょう!

 

スロベニア ポストイナの鍾乳洞 洞窟

 

☆ 洞窟城

ポストイナ鍾乳洞から近くタクシーで30分ほどです。

ポストイナ鍾乳洞に訪れた際は一緒に行ってみてはどうでしょうか。

ちなみにバス等がないためタクシーでないと移動が難しいです。

スロベニアの物価は日本と比べると安いため、そこまで費用の負担は大きくなりません。

 

スロベニア 洞窟城 プレッドヤマ城

 

このお城はその名の通り、洞窟とお城がくっついているっという珍しい建物。

冒険心がくすぐられますね!

そしてここは城主エラゼムが家来に裏切られ殺された場所でもあります。

霊感が強い人は何か感じるかも。

ちょっと怖いミステリースポットです。

 

いかがだったでしょうか。

スロベニアにはまだまだ私たちの知らない魅力が詰まっています!

近隣のヨーロッパ諸国(オーストリア、ハンガリー、クロアチア、イタリア)などを訪れた際に立ち寄ってはいかかでしょうか。

 

クロアチアの見どころと周遊プランをご紹介いたします!【首都ザグレブ~ドブロヴニク】

クロアチア ザダル 聖ストシャ大聖堂

みなさんクロアチアという国はご存知でしょうか?

まだメジャーな旅行先というイメージはありませんが、最近人気急上昇中の国なんです!

そこで今回はクロアチアの周遊ルートと各都市の見どころを紹介したいと思います!

 

私のおすすめ周遊ルートをご紹介いたします。

このルートで行けばクロアチアの見どころを全部カバー出来ちゃいます!

 

首都ザグレブ (バス)→ プリトヴィッツェ湖群国立公園 (バス)→ ザダル (バス)→ スプリット (フェリー)→ フヴァール島 (フェリー)→ コルチュラ島 (バス) → ドブロヴニク

 

各都市の見どころを詳しくご紹介いたします。

 

① 首都ザグレブ

広いので2日ぐらいの滞在がベストです。

 

・青果市場

新鮮なフルーツが格安で売られています。

クロアチア 首都ザグレブ 観光

 

・イェラチッチ総督広場

デパートが周りに集結しているのでお買い物も楽しめます。

 

・聖母被昇天大聖堂

中へ入ると、荘重な内装に心奪われます。

クロアチア ザグレブ 聖母被昇天大聖堂

 

 

➁ プリトヴィッツェ湖群国立公園

敷地は広いですがいくつかのコースがあり、それに従って観光すれば半日もかからずに楽しめちゃいます。

ちなみに私が行ったのはHコース。

このコースが手軽に回れ、そして絶景が見られるスポットがたくさんあると現地の方に教えてもらいました。

このコースを堪能するだけなら3~4時間で回ることが出来ます。

もちろん公園内の見どころをすべて見たいという方は泊まりで行っても楽しめると思います。

クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園 観光

 

 

③ ザダル

かつてダルマチア地方の中心として栄えました。

こぢんまりとしていて、ゆっくりと時間が流れています。

クロアチアを旅していて、とても気に入った街です。

1日あれば観光することが可能です。

 

オススメスポット

・聖ドナト教会

 

・聖ストシャ大聖堂 塔を登るとザダルの街を一望できます。

クロアチア ザダル 聖ストシャ大聖堂

 

 

④ スプリット

ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿がそのまま旧市街となっている街です。

ここも1日あれば観光することが可能です。

 

オススメスポット

・大聖堂 鐘楼

かなり高いところまで登ります。

高所恐怖症の方は大変かもしれません!

クロアチア スプリット 大聖堂

 

 

・宮殿の地下

ここはお土産がたくさん売っています。

掘り出し物を見つけましょう。

雰囲気がよく、地下道を歩いているとタイムスリップしたような感覚に襲われます!

 

 

⑤ フヴァール島

リゾートとして有名な島。

多くの有名人もお忍びで訪れているのだとか。

城塞に登ると絶景を見ることが出来ます。

また海がとてもきれいで、見るだけでも心が癒されます。

クロアチア フヴァール島 城塞

 

 

⑥ コルチェラ

マルコポーロの生まれた場所といわれています。

小さい街なので半日もあれば観光可能です。

 

⑦ ドブロヴニク

世界遺産に登録された街。

クロアチアに来てここに来ない人はいません!

街全体がフォトジェニックで路地までもがインスタ映えスポットです。

 

オススメスポット

・城壁

ドブロヴニクの街ぐるりと囲んだ城壁に登れば、ドブロヴニクの街を360度堪能することが出来ます。

 

・ロヴリウェナツ要塞

城壁のチケットで入ることが出来ます。

 

・スルジ山

ケーブルカーで上ると、ドブロヴニクの街を一望できます。

絶景です。

アドリア海の真珠と呼ばれるほど。

クロアチア ドブロヴニク スルジ山

 

 

さていかがだったでしょうか。

クロアチアは今人気急上昇中の国です!

他のヨーロッパ諸国と比べても見どころがたくさんあり、そして治安もとてもいいので安心して旅行できます。

ぜひ次の旅行先の候補地として検討してみてください!

ベラルーシは鎖国中の国 !? でも日本のパスポートで行けます。

ベラルーシ ポーランド国境付近

みなさん、ベラルーシ共和国という国はご存知ですか?

「ルーシ」と付くので、ロシアと関係がありそうだということはなんとなく想像がつくかもしれません。

ベラルーシは、旧ソ連の国で、今現在も社会主義の経済体制を取っており、

国全体としては一応鎖国中の国です。

 

ベラルーシでは、ベラルーシ語(といってもロシア語とよく似ていて、ロシア語との意思疎通も問題なく行えるそうです)が主に話されています。

在留邦人数(2016年10月:外務省統計)も66名と非常に少なく、

日本人にはあまりなじみのない国といえそうです。

今回はそんな日本から遠く離れた国であるベラルーシの首都、ミンスクでの旅行体験談を書きたいと思います。

 

実を言うと、大学の友人が1年間限定でベラルーシに住んでいたため、

その友人とその彼氏に基本的にすべての場所を案内してもらう予定だったので、

ほとんど下調べをせずにとにかく行ってしまったのですが…

着いてみてそこかしこに残る「ソ連感」にびっくり!

ソ連はだいぶ前に崩壊したはずなのに、駅の中にソ連のあの鎌と槌のマークがあったり、

売店などでソ連にまつわる人物やマークのマグネットやピンバッチ等が売られていたり…

 

ベラルーシ ソ連

ベラルーシ ポーランド国境付近

そして何よりびっくりしたのが、ほとんど誰も英語を話せないこと。

でも、考えてみれば当たり前ですよね。

敵国だったアメリカの言語なんてできるわけがない。

英語ができれば世界中なんとか生きていけると思っていた私の甘い考えがこの旅をきっかけに改まりました。

 

もう1つびっくりしたことが、友人の彼氏から教えてもらったことで、ベラルーシの医療に関するお話。

ベラルーシでは現在も社会主義体制のため、与えられる医療も基本的に平等。

ここでいう平等とは、どんなに重病だろうとちょっとしたケガだろうと、

公共の病院では病院に来た順番通りにしか手当をしない、

ということなんだとか。

 

ただし例外があって、私立の病院にお金をたくさん払うことのできる人や、

そういった私立の病院にコネがある人は、順番を早く回してもらえることもあるそう。

自分からベラルーシという国に行こうと思わなければ聞けなかったお話。

本当の平等とはなんなのか、考える貴重なきっかけとなりました。

ベラルーシ ポーランド国境付近

 

私のように友人がそこに住んでいたり、ロシア語を勉強していたり、

なにかしらのきっかけがなければなかなか日本から行こうとは思えない国かもしれませんが…

非日常を感じるのも旅のおもしろさの1つ。

日本にいてはなかなか簡単には見られない「ソ連」を体験しに、ベラルーシへあなたも行ってみませんか?

 

ちなみに、ベラルーシは鎖国中の国ではありますが、日本のパスポートがあれば5日間までならビザなしで滞在可能です。

(日本のパスポートって本当に強い!!)

ベラルーシだけを旅行の目的とせずとも、ほかの近隣のロシアや東欧の国へ旅行するなら、せっかくならばベラルーシまで足を延ばしてみるのもよいかもしれません。

(その際にはビザ等によく気をつけてくださいね)

プラハ城の美しい景色とトナーホラの骨でできた教会?!【チェコ共和国】

トナーホラ ドレツ納骨堂 内装1

中央ヨーロッパ、ドイツとポーランドの間に位置するチェコ共和国。

まるで子どもの頃に読んだ絵本のような街並が広がる美しいこの国には見所がたくさん。

そんな中で私がおすすめする歴史的建物を2つ紹介します。

 

 

【プラハ城】

チェコで最も有名な建築物です。

小高い丘の上に立つプラハ城は上からみても下からみても美しく目を奪われます。

 

チェコ プラハ城

こここそ、まさに絵本の世界と言えるほど、欠かせない観光スポットです。

 

 

 

 

プラハ カレル橋

プラハ城へ行く際は、カレル橋という橋を渡っていくのがおすすめ。

1357年カレル4世の命令で約60年の歳月をかけて完成した橋です。

いたるところにチェコの歴史上の人物像が建っています。

 

プラハ城の周りにはお土産や可愛いお店もたくさんあるので是非、お立ち寄りください。

 

プラハ城から眺めた景色

プラハ城より眺めた景色はプラハの街を一望できこちらも絶景です。

本当は夜景が一番きれいだそうですが、私は時間の都合上お昼に行ってきました。

景色を楽しみたいのであれば、ぜひ夜に行ってみて下さい。

 

 

【1万人の骨でできた教会】

プラハからすこし離れたトナーホラという街にあるのがセドレツ納骨堂です。

世界各国様々な教会がありますが、ここの教会は本当に特殊でした。

まず、教会の目の前には墓地が立ち並び異様な雰囲気に包まれていました。

私が行った時の天気が曇りだったせいもあり、悪寒に襲われました。

そして、教会の中に入ると更なる衝撃が待っています。

 

トナーホラ ドレツ納骨堂

なんと骸骨だらけ!!

私はチェコ人の友人に何も知らされず連れてこられたため、かなり驚きました。

「悪魔崇拝?! どういうこと?!」

と疑問と恐怖が湧く中、恐る恐る中へ…

するとさらに衝撃的な内装になっていました。

 

トナーホラ ドレツ納骨堂 内装1

トナーホラ ドレツ納骨堂 内装1

シャンデリアに見立てた骨の装飾やその他たくさんのオブジェ。

 

チェコ人の友人に

「これって全部、偽物だよね?」

と聞くと、

「そんなわけないじゃん。本物の人骨だよ!」

とあっさり言ってくれました。

思わず、5秒ほど固まってしまいました。

 

どうして人骨が装飾に使われているのか?

あとで調べたらこんな史実がありました。

 

14世紀のことです。

チェコ周辺でペストという伝染病が大流行しました。

感染者は多く、数万人が亡くなったと言われています。

当時この場所には墓地があり、そこには約3万人の犠牲者が埋葬されたんだそうです。

また、伝染病の流行がおさまった頃、宗教的な争いが起こってしまいました。

その争いで約1万人の方が亡くなり、墓地へ埋葬されました。

合計約4万人の方が埋葬されたこの墓地に教会を建てることとなり、その際、掘り起こされたのが大量の人骨。

教会ではその人骨を教会の地下に納骨堂を作って納めることにしました。

そしてその人骨を使って装飾を施したのです。

 

骨の装飾は慰霊の意味があったのですね。

怖かった気持ちも少し死者を悼む気持ちにかわりました。

霊感がある人や怖いものが苦手な人にはおすすめできませんが、チェコの歴史が垣間見えるとても興味深い場所となっています。

 

いかがでしたでしょうか?

ヨーロッパの歴史が凝縮されたチェコ共和国。

ぜひ、皆さんも足を運んでみて下さい。

 

フィンランド文化を知りたいならサウナへ行くべし!【フィンランドといえばSauna(サウナ)】

パブリック サウナ

成田空港から直行便8時間程、ヨーロッパの玄関口といわれるフィンランド。

フィンランドの航空会社Finnair に乗れば、かわいい花柄が特徴のファッションブランド「Marimekko (マリメッコ)」グッズも貰えます。

 

今回は私がフィンランドに1年間留学していて1番驚いたサウナの文化についてご紹介したいと思います。

 

【フィンランドとフィンランド人のことを知りたいならサウナへ】

「Sauna(サウナ)」は唯一、世界中の国で使われているフィンランド語です。

フィンランド人にとってもサウナは自国の文化を紹介するときに欠かせない言葉となっています。

「フィンランド人のことを知りたい」ならまずサウナへ行ってみてください。

フィンランド人は温和でシャイな人が多いです。

留学中、普通の状況でフィンランド人と打ち解けるのはとても難しいと感じる場面が多くありました。

しかし、サウナに入ってみたらどうでしょう。

日本でいう温泉で裸の付き合いをして仲良くなるのと同じような感覚で、

サウナに一緒に入るとなぜかシャイなフィンランド人も自分のことをよく話してくれるようになりました。

サウナでは見ず知らずのフィンランド人と期待しなかったほど深い話をすることもあります。

 

【どこにでもあるサウナ】

フィンランドにはどこにでもサウナがあります。

本当にどこにでもです。

ホテルや公共プール・ジムはもちろん、安い学生アパートやボートの中にもサウナがあります。

各国にあるフィンランド大使館や国会議事堂にもサウナが設置されているそうです。

 

フィンランド サウナ

中でも、私がおすすめするサウナは「パブリック・サウナ」の代名詞である湖の目の前にあるサウナです。

 

パブリック・サウナ 湖

熱いサウナに入った後、冷たい湖に飛び込むのはとても気持ちが良いですよ。

 

冬の寒い時期(気温-20℃)でも、サウナに入った後は湖で泳ぐことがフィンランド人のルーティーンとなっているようです。

 

【サウナに入る時は?】

まず持ち物ですが、以下があれば十分だと思います。

  • 水着
  • バスタオル
  • シャンプーやボディーソープ
  • サンダル(湖に行くため)
  • 飲料水(汗を大量にかくので1L以上がおすすめ)

特に湖に入ることができるサウナでは水着やサンダルは必須になるかと思います。

サウナによっては男女が分けられており、裸で入れるところもあるので受付の人やサウナに入る人に聞いてみても良いかもしれません。

 

次にフィンランドのサウナでのマナーのことです。

  • ピアスやアクセサリーは必ず外すこと(やけどの危険性があります)
  • サウナの温度を上げたい時は周りの人に上げても良いか確認すること
  • あまり大声で騒がないこと
  • 砂や枯葉などがついた足は拭いてからサウナにはいること

当たり前のことばかりかもしれませんが以上を守っていれば良いかと思います。

特にフィンランドのサウナでは真ん中に焼き石が置いてあり、そこに水をかけることで蒸気が発生しサウナの温度が高くなるという仕組みの所が多いです。

焼き石に水をかける前に一言、OKかどうかだけでも聞いておくのが良いですね。

 

いかがでしたでしょうか。

サウナ大国フィンランド、「石を投げれば、サウナに当たる」ほどたくさんの施設があります。

ぜひ、フィンランドへ行った際はサウナ文化を肌で体感してみてください。